いい加減親の言うことを聞くだけじゃなく、自分でしっかりと考えて行動して欲しい、と思うことありますよね。分かりますその気持ち。
子どもが小さいうちは自由奔放だったのに、大きくなるに従い世の中のルールを知ることになり、どんどん自由奔放さがなくなりルールの中で忠実に生きがちです。
悪いことではないですが、非認知能力を伸ばすことの大切さに気付いているなら、これからの時代は既成概念やルールの外に飛び出すことができるスキルを身に着けることが大切だと思っていることでしょう。
本ページでは、子どもが小さい時から取り組める、自分で考えて行動できるようになる方法を紹介します。
ルールが個性を薄める
人間社会は社会というくらいですから、たくさんの人が安心して生活できるためにところかしこにルールがあり、ルールを守ることが強く求められます。当たり前のことですね。
でも、青信号は渡れ赤信号は止まれ、というルールは絶対だとしても、会社の飲み会に参加するのは社員なら当たり前でしょう、というのは絶対なのでしょうか。
このように、守らなければならないルールと、昔からずっとある慣習のようなもので時代にあわなくなっているかもしれないルールと、一口にルールといっても色々なルールがあるわけです。
ルールを守ることは大切ですが、盲目的に守ることが正しいわけではないと知ってください。
自由と責任
社会人になったら多くの人が感じることでしょう。組織のコマであり続けるのがつらい、もっと自分らしく生きたいように暮らしたい、と。実際に自分らしく生きている人はキラキラして見えますが、それ相応の責任を負っていることを忘れてはいけません。
自由と責任は表裏一体です。
子どもに責任ある行動をしてほしいと思うのであれば、自由な時間、自由に決められる機会を積極的に与えてあげましょう。
子どもの年齢に見合った行動を求めるのであれば、ルールを事細かく教え込み従わせる訓練ばかり行っても、それは大人が組織のコマであり続けるのとなんら変わりませんよ。
自由な時間
家では子どもが何をしてもよい自由な時間を作ってあげてください。自由とは何をしてもよいということはなく、必ず責任を伴います。
お菓子を食べ長い時間動画を見続けることは、脳にはあまり良いことでないそうです。脳に刺激があり良いことに自由な時間を使わせるようにしましょう。
もし自由時間でゲームをする選択をしたときは(ゲームは悪ではない)、終わる時刻を守る、終了したらゲームをちゃんと片付ける、部屋が暑いなら水分補給しながらゲームをする、こういったことは子どもが責任をもって同時に出来るようにすることがとても大切です。
まとめ
本ブログで紹介する86番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「自由を与え大人として自律ある行動をうながす」です。
子どもには自由にしてよい時間を積極的に与えるかわりに、責任はセットだと説明しました。
自由を与え大人として自律ある行動をうながすことで、子ども自身のストレスは減っていくかもしれません。生活の基盤となる家庭で安心できる場所な時間があるとほっとします。子どものイライラをぶつけられることは減っていくことでしょう。
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