すごく聞き分けの良い子に育ってるけど、なんか自分の子には人としての強さのようなものがないような気がする。分かりますその気持ち。
間違いなく言えることは、誰かのいうことを忠実にこなす人より、自分で何をするか考え動ける人のほうが絶対に求められる時代になるということです。
逆に言うと、言うことに従順すぎることは子どもの将来を考えるととても危険なことです。
そこで本ページでは、子どもが聞き分けが良すぎて心配な親がまず行うべきことを紹介します。
考えを変える
子どもが聞き分けが良いのは素晴らしいことですが、これも行き過ぎると問題です。聞き分けが良すぎるのは子どもの性格というものあるでしょうが、親のせい、と言うことも十分ありえます。
自分のために、子どもをコントロールすることをやめてください。まずは考えを変えてこのことを実施してください。
親への従順さと引き換えに失ってきた自分らしさを取り戻すことができます。
聞き分けが良すぎることは問題
片づけなさいと言えばすぐ片付けて欲しい、お出かけの時間だからお家でるよといえばすぐに靴を履きに来てほしい、親ならみんなそう思うことでしょう。
こんなに簡単な事なのに、言ったことをやらない、お願いしたことをやってくれていないと、親はイライラしますし、どうしてやらないの、早くやりなさいと、時には怒ったりし、小言も増えることでしょう。
よくよく考えてみてください。親の言いつけをきちんと守るということは、しつけ等といった側面もあるでしょうが、親のイライラを減らすため、という側面もありませんか。
親が少しでも楽をしたいために、子どもを無理やり従わせるようなことをしているようなら、それは一体誰のための育児なのでしょうか。子育ては子どものためにあるべきです。
親のために聞き分けが良すぎる子どもに育っているのであれば、子どもの個性を押さえ続ける代償は計り知れません。子どもの非認知能力を伸ばしたいのであれば、とっても危険なことなのです。
こんなときはどうする?
そろそろ寝る時間。おもちゃを片付けて、お風呂に入って、髪を乾かし、歯ブラシをして、明日の用意をして、トイレにいって、夜の8時にはベッドに行くのがお約束。
いつものことなのにダラダラしているから、コラー早くなりなさいと叱りつけながら、早くさせがちです。これって早く寝たほうが子どもの成長のために良いからですか。それともそれもあるけど、子どもが早く寝ることで親の自分時間を1分でも多くとるためですか。
親が思ったようにやっていなくてもちゃんとやろうとしているならそれで良いと思いましょう。8時を少し過ぎても別にいいじゃないですか。これは習慣づけの練習じゃないですか。
最後までできたら、良しできたベッド行こう、と笑顔で一緒に寝室に行ってあげれば良いじゃないですか。寝る前にママが機嫌悪いと子どもは悲しいよ。
まずは行うこと、結果ばかりに見ずに無理にさせるのではなく、親はサポートです。
まとめ
本ブログで紹介する109番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「親の言うことをなんでも聞く、はむしろ危機」です。
聞き分けの良い子は親は楽で助かるけど、親のために子どもを無理に従わすことをまずやめると心に決めないと、子どもの個性を押し殺しかねません、と説明しました。
大人が言ったことにただ従順であることは、今を生きる大人にとって都合のよいだけで、これからの時代を生きる子どもにとっては良いことではありません。子育てとは子どものために行うもののはずです。
親の言うことをなんでも聞く、はむしろ危機と知ることで、子どもは自分の意見があるものだし、親自身も完璧でないわけだし、言うことを聞かないことがあっても当たり前だと思えるようになり、時間がないのにどうしていうこと聞かないのよ、とイライラすることも減っていくことでしょう。
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