まだ子どもなので話してくれるのは嬉しいけど何が言いたいか分からない話を聞くのがちょっとストレスを感じてしまう。分かりますその気持ち。
言葉を話せるようになるとたくさんのことを話してくれるようになってくれて成長を感じてほほえましいのですが、そんなことよりもトーク攻撃にたまに辛さを感じてしまいますよね。
でもお話を聞いてくれるというのはとっても安心感を感じます。非認知能力を伸ばすためには心の安心感は非常に大切なので、お家でしっかりと話を聞いてもらえると感じられることは重要です。
そこで本ページでは、ついついやりがちなミスも紹介し特にまだ小さい子どもの話の聴き方をご紹介します。
話がよく分からないことがある
子どものお話は成長を感じられますし子どもの考えなどを知ることもできますから、とても貴重な時間と感じることもあります。
ですが、親はたいてい忙しく時間がありません。そんな事情を子どもは知る由もありませんから、聞いて聞いてと言わんばかりに色々なお話をしてくれます。疲れているときもあるし、今話を聞いている余裕がないときもあるでしょう。
子どもの話はまとまってなくて何が言いたいのかよく分からないこともありますから、そんな状況で、何の話なの、と思うような話を聞いているとストレスが増えていくのはよくあることかもしれません。
心の安定をつくる
大人の社会でも良く言われることに、べらべら話す人よりもまずは人の話を聞ける人になりましょう、というものがあります。これは親の間でも同じです。親ばっかりが話して子どもの話を聞いてあげないと子どもは愛情不足を感じるかもしれません。
話を聞いてくれる人がいるというのは心の安定につながります。大抵の子どもは話を聞いて欲しいものですから、まずは身近にいる親がちゃんと聞いてあげる役割を担いましょう。
家のなかで心の安定を得られることは、非認知能力を伸ばすうえでとても役立ちます。
話の聞き方にはコツがある
いくら時間がなくて忙しくても、特に子どもが小さい時はこう聴いてあげましょう。
手を止め子どもの目をみながら、最後まで話を聞き、聞き終えた後は話を深掘りましょう。
逆に言うとこういう話の聴き方はしてはいけません。
- 一つは、耳だけかしてウンウンと相づちを打つけど子どもの目を見ずに、作業をしながら話をきく。
- 二つは、親の経験値でそれはこういうことだよと話の腰を折り結論付けてしまう。
- 三つは、一通り話をきいて、へーそうなんだ、すごいね、とかいう感想だけでお話を終えてしまうことです。
ちょっと大変かもしれません。
でももう一度自分に問うてください。子どもの話をちゃんと傾聴できていますか。辞書をひくと傾聴とは、耳を傾けて熱心に聞くこと、とあります。これは聞くことが目的ではなく、しっかりと相手を理解することが目的です。ちゃんと理解するために聞いていますか。
ついつい話の腰を折ったり、自身の知見で早々に判断するような発言は控えましょう。まずは、最後まで口を挟まずに話を聞いてあげるのが、子どもを理解する一歩です。
まとめ
本ブログで紹介する100番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「判断を脇において傾聴する」です。
子どもを知るにはちゃんと話を聞いてあげることが大切で、ちゃんと聞くとはどういうことか説明しました。
判断を脇において傾聴することで、つい話したくなるのをぐっと堪える必要がありますが、それ以上に子どもが安心して話してくれるようになるメリットはとても大きいです。子どもが大きくなるにつれ子どもをちゃんと理解できなくなりがちですから、傾聴することは自身の安心にもつながるかもしれません。
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