特に下の子ができると上の子に比べて育児はほったらかしになることもあり、大丈夫かなと心配になります。分かりますその気持ち。
上の子は初めての子なのでこれでもかと色々としてあげていても、下の子は一度経験しているということもあるのか、少しさぼりぎみになりがちです。
じゃあ下の子はちゃんと大人にならないかと言えばそんなことはないわけですから、上の子でも、兄弟がいなくても、ある程度ほったらかし育児でも大丈夫だということになります。
本ページでは、たまにはほったらかし育児でも問題ないですよ、ということを説明します。
寄り添いすぎの親
初めての子どもに、どう接したらいいのか、どう育てたらいいのか、誰もはじめは分かりませんから、心配になって色々としてあげるというのが親のというものでしょう。
この親自身の心配な部分、不安な部分をふっしょくするために、悪戦苦闘する分には良いのですが、子どもが大きくなってくると、子どもはこうあるべきだ、こういうことをするべきだ、と良かれと思って子どもを、何かしらの型にはめようとしていく傾向があります。
うまく型にはまっている子を聞き分けがある良い子だと思ってしまいます。これは、子どもの非認知能力を伸ばしてあげたいなら、良かれと思っていても行き過ぎると逆効果になってしまいます。
言われなくてもやる
子どもはプログラムではありませんから、命令されないと何もしないわけではありません。自分で感じられますし、考えられますし、行動できます。そんなの当たり前じゃないかと思うかしれませんが、ヘリコプターペアレンツという言葉が生まれるくらい、ついつい忘れがちな親がいるのも事実です。
干渉しすぎなくても、ある程度ほったらかしにしていても大丈夫だと思います。兄弟が3人や4人もいると一番下の子は、どんどんほったらかしになってしまう、という話を聞いたことありませんか。
ついつい忘れがちですが、子どもは見て学んで(真似て)自ら成長していくものです。その自発性を活かしてあげましょう。その時間を増やしてあげれば、親の負担も減っていきます。
見様見真似
子どもは手とり足取り全部やってあげないといけない人形とは全然違うのです。
例えば、お菓子の袋を開けてとお願いしても開けてもらえなかったら、自分で開けようとするし、ハサミを使って開けようとします。それは親や兄弟がお菓子の袋をどう開けているか見て学んでいるから、同じようにやってみようと思っているからです。お願いされて毎度すぐ親が開けていたら、なかなかこうはなりません。
いちいち子どもの要望に応えずに、自分でやりなさいとつきはなすことも、ほったらかし育児になります。そのうち親にリクエストせずに自分でやり始めます。
まとめ
本ブログで紹介する98番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子どもは育とうとする生き物」です。
子どもは見様見真似ができるので、その自発性をもっと生かしてあげれば親の負担が減ることを説明しました。
子どもは育とうとする生き物だと知ることで、この時間だけはちょっと育児の手を抜こうと思えるでしょう。ふっと気が楽になる時間を作れることでしょう。自分が自分らしくある時間をちょっとでも作れるのです。
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