また宿題していない、どうしていつもやらないのよ、と子どものさぼり癖に少しうんざり。分かりますその気持ち。
宿題なんていつものことだしやらないと困るのは子ども自身なわけで、こちらは子どものため思って言っているのに、どうして毎日毎日こうなのよ、と思うのも無理もありません。
しかし、子どもも分かっています、宿題をやらなきゃいけない、でも今はやっていない事なんて言われなくても。感情的になって傷口に塩を塗るようなことするのは、子どもの非認知能力を伸ばしたいのであれば、できれば避けてほしいことです。
そこで、本ページでは、子どもがやらなかった・できなかったことを前向きにとらえるコツを紹介します。
楽しくないことは基本つらい
大人だって、いくら生活のためだといっても毎日に働きに出るのは、いつもウキウキだと言う人が少ないのですから、子どもだって毎日の勉強やお片付けといったことは楽しいわけありません。
そんなことは分かっていても、どうせやらないといけないのだから早くやっておきなさい、それが子どものためになるのだから、と思い行動させようとするのが親というものでしょう。
でも、子どもは面倒くさがってかなかなかやろうとしないんですよね。
なんでやらないの?は必要か?
子どものため思ってこっちは言ってるのにどうして宿題しないのか、正直軽くがっかり。そして感情的になんで早く宿題しないの、と感情的に子どもに小言にように言ってします。気づけばそれは毎日のように言ってしまっているかもしれません。
子どもだって忘れているわけではありません。後回しにしているのは分かっています。理由がどうであれ、大人だってどうして出来ないんだ、なぜやらないんだと詰問されたらどういう気持ちになるでしょうか。同じ思い以上のことを子どもに味合わせるのですか。
じゃあ、いつまでたっても子どもは宿題をしないように育てればよいと言っているわけではありません。子どもに宿題をさせたいなら、子どもが宿題をしていない時の対応を間違ってはいけません。
プラスに目を向ける
なぜやらなかったのか、なぜできなかったのかをコンコンと責めるより、プラスのことを話し合うことをお勧めします。
プラスの未来とプラスの過去のことを話すのです。プラスの未来とは、どうありたかったか?と時間軸をずらして話し合うことです。またプラスの過去とは、良かったことはあった?と視点をずらして話し合うことです。
宿題をしないのであれば、もし宿題を早くしていたら小言を言われないし嫌な思いをしないし、眠たいときにやるよりも頭にのこって賢くなるよ、という話をするのがプラスの未来です。
一方、過去のプラスは今日は絵本の絵を上手に写せたね。きっと疲れたでしょう。これじゃあその後に宿題はしたくないよね。先に宿題をしておけば楽に終えられたのにね、と言うものです。
遠回りかもしれませんが、親に言われたからではなく自発的に宿題を終えるようになるかもしれません。
まとめ
本ブログで紹介する102番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「過去のマイナスより、プラスの未来やプラスの過去」です。
毎日のことなのになかなかやらない時は、未来もしくは過去のプラスについて子どもと話しあうことで、やる子に育つことを説明しました。
宿題でもお片付けでもやらなかった、ということは子どもも分かっています。おそらく理由もあるでしょうが、理由をつきつめ解決しようとするのではなく、少し遠回りでも別のアプローチを試してみてください。
過去のマイナスより、プラスの未来やプラスの過去を実践することで、ついつい感情的になる自分をおさえられるようになってくることでしょう。怒りながらプラスの未来やプラスの過去を話しあうなんて無理なことですから。
0 件のコメント:
コメントを投稿