多様性が大切なのはよく分かっているつもりだけど、どう子どもに教えたら良いのか困っている。分かりますその気持ち。
これからの時代は皆と違うことのほうが意味があり、子どもは自分とはだいぶと違う人たちと一緒に社会活動をしていくことになるでしょうから、多様性を認められることは必須スキルだと言ってもよいくらいです。
言葉でいくら言っても分かるものではありません。そこで本ページでは、子どもが多様性を学ぶための第一歩を紹介します。
なんで多様性が大切なのか
日本ではみんな同じ、同じじゃないと変な人と見られがちです。これからの時代は、答えのない問題や難問ばかりでしょう。子どもたちはそういうものが当たり前の時代を生き抜く必要があります。
同じような人で考えても同じようなアイデアしか生まれません。だからこそ自分とは似ても似つかない人たちと一緒に自分では思いつかない多様なアイデアを出してもらいながら乗り越えていけるのです。目の前の問題は自分(自分と似た人の集まり)の一つの視点だけでなんとかできるほど甘っちょろいもんではないのです。
そういった意味で自分と違う人たちは貴重だし、仲良くする術を身に着けたほうがよいのです。これが多様性を受けれ活かすということです。
自分と違う人は苦手
休みの日は基本家に引きこもりたい人と家にはいたくない人はあまり仲良くはなれないかもしれません。人はそういうものでがお互いを尊重することはできます。
自分と思考や嗜好が違うから変な奴だと思う必要はまったくありません。この尊重するというのがとても大切なキーワードになります。尊重することは子どもが小さいうちから実践することが出来ます。時間をかけて体得させたいですね。
子どもたちは大きくなると自分とは全然違う人たちとも多様性を活かし仕事をしていくことが今よりも多くなるでしょう。簡単なことではありませんので、非認知能力が低いとこれは難しいことです。子どもの非認知能力を伸ばすという意味でも多様性を学び活かせることは大事ですね。
他人を認める方法
人はほっておくと他人の悪い所に目がいきがちです。これは人の本能みたいなものですから止めさせるのはとっても大変なことです。無理にやめさせるよりも、他人の良いところに目を向けるように子どもが小さいうちからトレーニングすることはできます。
小学校にいった年齢あたりから、お友達の良いところについて親子で会話することもできます。習い事をしているなら一緒になるお友達について良い所を話しましょう。親から積極的に、良い所に目を向けさせる機会を作ってあげましょう。長い時間をかけて習慣にしていきましょう。
大人になったときに今まで同じような人としかつるんでいなくて自分と合わない人とは距離を取り続けてきたのに、社会人になって多様性だと言われても対応できるもんじゃありませんよ。
まとめ
本ブログで紹介する108番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「他人を思いやり多様性を尊重」です。
多様性を受け入れられるには時間が必要です。小さい時から他人の良い所に目を向けられるようになることが多様性を学ぶ第一歩ですと説明しました。
他人を思いやり多様性を尊重することで、他人に対して悪口をいう時間なんてドンドン減っていき、良い所を子どもたちと一緒にみていく時間が増えていくことでしょう。多くのことや人に感謝できるようになるとイライラは減っていきます。
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