子どもに何度言い聞かせても何度もやらない、いい加減にして欲しいと感じる。分かりますその気持ち。
人として社会に出てこれじゃいけないからと言いたくないのに口酸っぱく行ってるうえに、お片付けしなさい、といったことを言っているだけで、そんなに難しいことをいっているわけではないのだから、とあきらめ気味になってしまいますね。
でも、子どもからしたら親を困らせてやろうという気で言いつけを守っていないでしょうから、どこかに理由があるのでしょう。
そこで、本ページでは親のイライラを減らし子どものできたを増やす方法を紹介します。
繰り返される小言
おもちゃを出したら寝るまでに片づけなさい、と一体何度子どもに言ったでしょうか。面倒くさいのは分かるけど、なんで片付けようとさえしないのか、私はこんなに何度も毎日のように言っているのに、とほとほと嫌気に襲われる日々をお過ごしの親御さんは多いかもしれません。
何も別に難しいことをしてほしわけじゃない、当たり前のことを言っているだけなのに、ときっといい加減あきらめ気味な気持ちでいることでしょう。
しなさい、だけではダメなことも
これこれをしなさい、と言うだけではいくら回数を重ねても思うように子どもがやってくれないことはよくあることです。子どもはプログラムではありませんから命令に忠実ではありません。
大人がついついお風呂や寝る前にスマホを見てしまうのを止められないと同じです。やめなさい、と言われてすぐにやめられないですよね。口でいってすぐにできるようになるのであれば苦労しません。
そんな時に、コラーと怒りや恐怖で子どもに無理やりさせることは、子どもの非認知能力を伸ばしたいなら、避けるべき方法です。
理由を聞き出す
何度言ってもお片付けをしないのであれば、おそらくできない理由があるはずです。親を困らせてやろうとか、親のいうことなんて聞いてやるものかと意地を張っている子どもはそうはいませんから。
では、どうすればいいかといえば、どうなっていれば出来る?と聞いてあげましょう。
例えば、お片付けしなのであれば、何があればお片付けできるかな?何が変わればお片付けできるかな?と聞くのです。最初のうちは、ちゃんとした回答はないかもしれませんが、繰り返し聞いてください。そうすると、片付ける所の前に物がなかったら片づけられるとか、一緒に片づけて欲しいとか、どういう順番で片づけたらいいか分からなくて困っている、とか答えてくれるようになります。
その通りやってあげると、子どもは片付けやすくなるし、自分で言った手前責任もって行動するというものです。子どもが望む姿を明らかにし少しづつ自身でできるように誘導していってください。
まとめ
本ブログで紹介する101番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「何があったらできるの?に言い換える」です。
どうしてこんな簡単なことができないの?の対応策は、どうなれば出来そうだろう?と子どもに投げかけ子どもなりの答えを引き出すことです。
何があったらできるの?に言い換えることで、毎度毎度同じようなシーンに直面してイライラすることは減っていくことでしょう。きつい口調で親から、どうして、と言われても子どもも人間ですから感情的になってふてくされてしまいますからね。
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