自分の子どもとお友達をつい比較してちょっぴりがっかりしてしまう。分かりますその気持ち。
子どもを誰かと比較しても目につくのは、お友達より苦手だったり上手ではないことが多いので、お友達はすごいね、と思ってしまうこともあるでしょう。別に比較なんてしなくてもよいのに、してしまうんですよね。
お友達との比較なんてしないにこしたことはありませんが、一つ忘れていることがあります。それは自分の子どもにもキラッと輝く強みがあるということです。育児中ならこの輝きに磨きをかけないなんてもったいない。
本ページでは、自分の子どもには強みがないという勘違いを解消するコツを紹介します。非認知能力を伸ばす意味でも強みに着目しないなんてもったいない。
平均的に見てしまう
日本人の良くないところですが、同質的なことを良しとしますので、お友達ができることは自分の子どもも出来て欲しいと思いがちです。例えば、周りの子はブランコに乗って自力でこいでいるのに、うちの子はいまだに後ろから背中押してって言って自分でブランコがこげないときに、どうしてうちの子はこうなんだろうと思う、といったような感じです。
子どもはみんな違うし、親世代のようにみんな同じが良いという教育を長年受けてきていませんし、成長速度も個々で違います。そういうことをすっかり忘れてしまうんですよね。
親自身の視力を疑う
なんでも誰よりもできるスーパーキッズはどこかにいるのかもしれませんが、周りにいないように自分の子どもはスーパーキッズじゃない可能性の方が高いでしょう。それはお友達も一緒なので、上手なこと苦手なこと、良いところや悪いところはみんな違うのです。
完璧な子がいないように、何もかもも悪いところしかない子もまたいません。
ということは、子どもだちそれぞれにみな等しく良い所や強みはあるということです。しっかり見抜く眼力が親には求められます。
大きいか小さいか
でもこの子に強みなんてないんじゃない?と思うかもしれません。
強みとは、年齢の割に絵が上手でコンクールにも当選するといった目立ったものだけではありません。この子が色々なことをしている中で、決して皆んなに上手だと言われるレベルじゃないけど、絵を描くのが好きだし得意だ、というものも十分強みたるのです。
つまり、強みは他人との横比較で決まるものではないのです。他人と優劣をつけ優れていると思った点をその子の強みと思ってはいけません。
強みは必ずその子の中にあります。大きいか小さいかの違いだけです。親の役割はそのことを理解し、子どもの強みを見つけ大きく育てるサポートをすることです。
まとめ
本ブログで紹介する85番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「強みはあるかないかじゃなく、大きいか小さいか」です。
強みは他人より優れている点ではなく、小さくともその子の中に必ずあることを説明しました。
強みはあるかないかじゃなく、大きいか小さいかと知ることで、どうしてうちの子は平凡なんだろう、と変に悩むことは少なくなってくるでしょう。そんな時間があれば、子どもの強みを見つけたり伸ばすための時間に使うようになることでしょう。
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