なるべく子どもに自分で決めさせてるけど、ちょっとそれは止めときなさい、とつい言ってしまう。分かりますその気持ち。
そんな時は子どもと建設的に話し合いをし、その上で再度決めさせ受け入れ認めると、子どもの決断する力が伸びてきますよ。
なぜなら、もっと良い決定は他にないか一緒に考えることで子どもの考えが深まっていくからです。
本ページでは、子どもがいい感じで選択・決定できるコツを紹介します。
自分で決める精度を上げる
これから子どもたちが生きる時代は、指示を忠実にこなすことより、自分で決めて行動することがなにより大事です。これは、子どもの非認知能力を伸ばすためには大切な視点です。
例えばお小遣いの使い方は自分で決めさせているけど、ちょっとそれは待ちなさいという時はあるでしょう。そりゃ大人のようにはいかないですから。そんなときは、頭ごなしに止めるのではなく、一度一緒にもっと良くできないか話し合ってみましょう。
子どもの視野は狭い
何かを決める、良い決定をするには経験が必要です。ついつい目の前の欲に負けて感情的な判断をしがちなのが子どもです。
だからこそ、親が一緒に寄り添ってサポートしてあげることが大切なのです。大人としてつちかってきた経験をいかせますし、こういう体験から決定することをたくさん学ぶはずです。
せっかく子どもに決めさせるという良いことをしていても、それはダメ、止めときなさい、こういうようにしなさい、と親が最終的に決めていては、非認知能力を伸ばそうと思っていたのに逆効果なんてことになりかねません。
こうやって話し合う
例えば臨時収入500円が入って子ども自身でどうするか決められるとしましょう。
500円使ってUFOキャッチャーすると言いました。今まで何度もUFOキャッチャーをやってきたことが思い出されお金をドブに捨てるようなものだから止めときなさいと言ってしまいがちです。
そんなときはぐっと我慢して、いつもみたいにすぐお金だけが無くなるよ、他にしたいことないの?と投げかけましょう。
次に、500円を使ってガチャガチャしたいと言ったとします。同じく過去の経験からすぐに遊ばなくなるのでもったいないから、長く活用できそうなので工作好きの子なら素材を買うのはどう?と聞いてみてください。
こういうラリーを続けて、最後は子どもに決めさせ親はその判断に何も言わない、というのが大切です。ガチャガチャがしたいと、なったらさせてあげましょう。やりたいこと欲しい物が見つかるまで貯金すると言うのであればそうさせてあげましょう。
まとめ
本ブログで紹介する105番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「建設的に議論して決定する」です。
子どもがなるべく後悔しない決断ができるために、親が決断を寄り添いサポートすることが有効だと説明しました。
建設的に議論して決定することで、子どもが自分で決めるために、少しづつ広い視点を持ちながら決められるようになってくることでしょう。感情的にあれ欲しい、これしたいとダダをこねることを徐々に減ってくるかもしれません。
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