何度叱っても余計なことをする子どもの行動に困っていませんか。分かりますその気持ち。
いいかげんにしなさいと何度注意しても、あるいはもっとこうしたほうが良いんじゃないのとアドバイスしているのに親の思う感じにはならないということはよくありますよね。
そもそも悪いことをしてやろうと思って悪いことをしたり親の言葉を意図的に無視したりする子はそうはいません。実は親が思うのと逆で良かれと思っての行動なのかもしれません。
本ページでは、つい怒ってしまいがちな子どもの行動の中にある良さを見落とさないことについて説明します。これからの怒り方が少し変わるはずです。
怒られる行動には種類がある
いつもよく子どもを怒るのは子育てをしていたら日常ですね。時間を守らないといった約束をやぶるものから、お友達と遊んでいてつい叩いてしまうといった相手を痛めてしまいものから、怒られる理由といってもたくさんの種類があります。
親も忙しいですから、つい大きな声をだして叱ってしまいますね。なかなか心の余裕がないと怒る回数を減らすのは難しいでしょう。
怒られる理由の種類にどういうものがあるか一度立ち止まって振り返るのは無駄にはなりません。
子どもは親のいいなりじゃない
しつけ、を親のいいなりにさせると勘違いをさせている人をたまに見かけます。いいなりにさせようと思っていなくても無意識にそういう思考が働いて結果的にそうさせてしまっています。
子どもが親の言うように行動してくれた親のストレスはぐっと減るので一見よさそうですが、子どもの非認知能力を育てるという視点にたつと、取り返しのつかないことをしている可能性がありますので要注意です。
子どもも一人の人格者です。親の言うことをちゃんと聞こうと分かっていても自分の強みを抑え込んでまで言うことを聞けないということもあります。
どういうことでしょうか。
子どもの中にあるこだわり
子どもはよくケンカをしますし、問題もよく起こします。たまには親が謝りにいく必要があることもあるでしょう。そんな時は、原因を追究したり、叱ったりするだけでなく、その子の強みも認めてあげてください。うまくいかなかっただけでその子の正義が潜んでいる場合があります。
他人のおもちゃを奪って遊んでいて、取られた側が泣いているとき、やり方が未熟なだけで、面倒見のよいという強みが発揮され一緒に遊んであげようと思ったのかもしれません。
親と約束をしていた時間を守るは分かっているけど、細かいことを最後まできっちり仕上げるという強みが発揮され中途半端に作業が終われないだけかもしれません。こういう子どもの一面を見逃さないでください。
十把ひとからげになんでもかんでも怒るのではなく、実はそこに子どもの良さが見え隠れしていないか気にかけ、子どもの強みがそこに見受けらたら、ちゃんとそこは認めたうえで、ダメな部分はダメだと叱りましょう。
まとめ
本ブログで紹介する96番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「問題行動を起こしたときこそ強みも認める」です。
わざと怒られようとする子どもはいません。実は子どもの強みが生かされ親との約束を守れていないだけかもしれない事を説明しました。
問題行動を起こしたときこそ強みも認めることで、親自身が子どもの良い所を見ようとする機会が増えていくことでしょう。ネガティブな所ばかり気にする生活から良い所に目を向けるように徐々に変わっていくことでしょう。
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