なんか最近うちの子どもがそっけない。なんかあったのかしらと少し不安。分かりますその気持ち。
これが子どもの成長ということなのかな、親を近寄らせないようにしているような気がする、あまり親に話しかけてくることも減ってきた気がする。まだ思春期じゃないのに、と思いながらそんなさみしい感じをうけることもあることでしょう。
成長と言うこともあるかもしれませんが、もしかすると親は子どものよき理解者だという当たり前のことが、子どもの中で薄れていってしまっているかもしれません。親子の関係性は絶対でもそれは親子の常に満たされた愛情を保証するものではありません。親子でも修復に多大な時間をかけないといけないヒビは入ってしまいます。
本ページでは、成長しても引き続き子どもにとって家は安心できる場所と思い続けてもらえる親のかかわり方のコツを紹介します。
自分のことを見てくれていない
ご家庭で子どもにこんな変化はありませんか。
昔はなんでも話してくれたのに、ちょっとうっとうしいと思うくらい話かけてくれていたのに、最近はそういうこともぐっと減ったし、家で笑顔を見せてくれない。また、子どもが成長していけば親子の会話の時間はが減っていくことは自然のことですが、どうもそういうことじゃない気がする。
もしかすると、これは愛情不足が原因かもしれません。子どもが少し変わってしまったと感じた時に、自分のことは棚に上げてその原因のすべてを子どもの中に探しがちですが、実はその原因は自分にあるといった灯台元暗し、ということはよくあることです。
非認知能力を伸ばす土台は安心感
子どもの非認知能力を伸ばすためには、塾に通わせたり、参考書を買って机に向かわせる時間を増やしても仕方がないということはよく分かっていると思います。
アプローチ方法はいくつもありますが、まずはしっかり非認知が伸びるその子の土台を盤石なものにしてあげる必要があります。その土台は、まさに安心感だと言えます。この安心感が生活の中心にある家庭にあるかもう一度見直してみる必要があるかもしれません。
個室があれば安心は間違い
ここでいう「子どもの安心感」というのは心の安心感です。誰にも邪魔されない自分だけの空間、例えば自分の部屋があればよい、という簡単な話では全くありません。この空間がこの人たちといることがとっても落ち着くという心の安心感です。
心の安心感は、毎日の親子の関係や関わりで生まれてくるものです。目には見えないものですが、日々の行動がなにより重要になります。簡単にしかもすぐにできるノウハウで心の安心感は築くことはできません。日々の行動に加えて長い時間も必要になることは覚えておいてください。
毎日の語りかけ
では子どもの心の安心感を育むには何ができるのでしょうか。とても簡単にできることを一つご紹介いたします。
子どもが大きくなれば自然と家族の時間が減っていくことでしょう。でも、食事時でもよいので、TVを見るのではなく子どもと向き合い話す時間はなるべく毎日とってください。これが、子どもの心の安心感をつくるうえではとっても大切なことです。
子どもが何を感じ、何を考え、何を思っているのか、こういったことを質問して聞くようにし、子どもの思いを全て受け入れましょう。子どもから話をしてきたら途中でさえぎらず最後まで聞いてあげましょう。傾聴するのです。
自分のことを気にかけてくれていると子どもが感じられることが心の安心感が育つポイントなのです。子どもの言いなりになること、これは健全な親子関係でありません。親は良き子どもの理解者であることで、子どもは家を安心できる場所だと思えるのです。
まとめ
本ブログで紹介する90番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「家族の時間を大切に」です。
毎日少しの時間でも子どもの心の声を聞き受け入れることが、子どもの心の安心感につながると説明しました。
家族の時間を大切にことで、子どもとすれ違うことは減っていくことでしょう。友達親子になる必要はありませんが、成長とともに良い距離感をとることで、結果親のエゴをおしつていた、といったことも減ってくることでしょう。
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