言っちゃだめだと分かっているのに、ついキツく子どもに言ってしまい後悔してしまう。その気持ちよく分かります。
子どものためにと思っている育児の毎日、子育てに関する情報も雑誌やネットの記事、書籍などから学んでいるのは自分が資格をとるためじゃなく、良い子育てをしたいためなのに、なかなか育児のコツや良いことが実践できていない自分がいる。
どうして頭で分かっているのに、やっちゃいけないことをしてしまうのでしょうか。本ページでは、その疑問に答えていきます。ポイントは、子どもの非認知能力を伸ばすために詰め込み教育が合っていないように、日々の育児のなかの余白にあります。
疲れているから
子どもが言うことをきかないので、イライラがたまるなんてことは育児のなかでは日常茶飯事でしょう。早く目の前の問題を解決したから、ついつい軍隊形式で強く命令して、強引に子どもを行動させてしまう。
軍隊形式で子どもに言うことを聞かせることはパワーを使いますが、すぐに効果がでますからついついこのやり方に頼りがちです。でも、目的は達成されても、子どもも親も心の中は気分悪く、後味悪い物です。さらに、さらに、非認知能力を伸ばす視点に立つと、強制的に無理矢理させることはぜひとも避けていただきたいです。
こういう行動をとってしまうのは、親の気持ちが心が疲れているからです。
大切なのは余裕を持つこと
親の心に余裕があれば、子どもの多少のワガママも感情的にならずに対処できるものです。
そう、心に余白をつくるんです。そんなの簡単にできるものではない、そう思われるかもしれません。睡眠時間を削って活動時間を増やせっていうの、マインドフルネスをしろっていうの、子どもが寝てから夜に運動しろっていうの、そんな声が聞こえてきそうです。もちろん行えるなら行うにこしたことありませんが、こんなの大変なことです。
では、いったいどうすれば、もっと簡単に親の心に余裕を持てるのでしょうか。
心に余裕をつくるコツ
心が元気になるために、少し考え方を変えてみましょう。
それは、完璧をあきらめる、です。100点とはいわなくても自分の中で、90点近い育児を行わなければという強迫観念にかられていませんか。
何より心に余裕を持つことを心がけるために、今日はタオルをたたまずに片付ける、こういうちょっとしたことでも心に余裕は生れるのです。たまにはちょっとくらいサボっても良いんですよ。うまく出来ない時があってもご愛嬌。
まとめ
本ページで紹介する76番目の金言は「親には心の余裕を。厳しい言葉で支配しない」です。
非認知能力の阻害となる強制や恐怖を武器に子どもを動かすことを避けるためには、完璧に縛られず、心に余裕を持つこと、と説明しました。
親の心に余白が生まれてきたら、親自身も楽になるし子どものストレスも減ってくるでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿