また、イライラしている、また怒っている、またメソメソしている。もういい加減にしてよ、と思ってしまう。よく分かります。
皆さんは歳を重ねることで感情を抑える術を自分なりに学んできたことでしょうが、もちろん子どもはその点まだまだ未熟です。感情が不安定なのは当然なのです。
そうはいっても、マイナスの感情をぶつけられると正直疲れるというのも事実でしょう。ですが、ここで対応を間違えると、子どもの非認知能力を育む土台をめちゃくちゃにするだじゃなく、ずっとこの繰り返しがつづき、親子にとって良いことがありません。
本ページでは、子どもがイライラ等の負の感情をぶつけてきたときに、子どもの非認知能力を伸ばすための対処法を紹介します。
こっちが怒りたい
たまに子どもがぐずるのはかわいい、と思っても、育児をしている親も人間ですから、体調の良くないときもあります。そんなときに子どもの全力のイライラをぶつけられたら、たまったものじゃありません。
ついつい、いい加減にしてと感情には感情で対応してしまったり、あーだこーだと理屈で子どもの感情を抑えようとしてしまうことも多いことでしょう。この対応はあまりよろしくありません。
こんなときに使える育児のコツがあります。
親がぐっとこらえること
ここで求められているのは、親の成長です。ぐっと堪えられるかということが求められています。超大変ですよ。
まず、子どもの感情が爆発しているのをある程度収まるまでしっかり向き合います。そして子どもがどうしてそんな気持ちになったのか話せるくらいに落ち着いたら、お話をじっくり最後まで聞いてあげます。なかなか話そうとしないなら、こうだったの?と親から聞いていきます。そして一番重要なのは子どもの感じたこと、発言したことを全て肯定してあげることです。
どうです?これってめちゃくちゃ大変じゃないでしょうか。まさに親の人しての成長が求められます。だって、たまにじゃないですもの。子どもがイライラしたり、メソメソしたり、怒り散らしたりすることなんて日常茶飯事ですもの。
感情をうけとめてあげる効果
まず、子どもは安心します。次に感情をコントロールする術を少しづつですが体得していきます。ちゃんと自分のことを受け入れてくれる人がいることの安心感は自分の成長の糧になります。
非認知能力を鍛えてあげたいなら、感情が落ち込んだ時に自分の力で回復できるように導いてあげることはとっても大事なことです。
感情に感情で応じていたら、火に油を注ぐようなものです。全くお勧めできません。
まとめ
本ブログで紹介する73番目の育児の金言は「子どもの感情をまずは受け止める」です。
子どもがぐずったとき、特に感情が不安定な小さいときはなおさら、最後まで子どもの気持ちを受け入れて、全肯定してあげください。
子どもの感情をまずは受け止めることは、嵐が過ぎ去るのをただイライラして待つだけより建設的です。子どもを安心させることで、嵐が通過する時間はぐっと減ることでしょう。
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