ITがドンドン進化してSNS等で簡単につながれる時代だけども、何か違う気がする。よく分かります。
オンラインは一つのツールではありますが、リアルとは別の文化がありコミュニケーション方法があるようです。やっぱりリアルの世界での人付き合いが大切だという立場の人も多いでしょう。特に子どもが小さいときはリアルでの人付き合いの大切さを考えることでしょう。
ここでポイントになるのは非認知能力に大切な「共感力」です。共感力を育む機会は身近にあふれています。本ページでは、どんなときに共感力を育む機会があり、どうその機会を活かせばよいのか、そのコツを紹介します。
目に入りがちなお友達の様子
公園に遊びに行ったとき、商業施設に行ったとき、お店に行ったとき、赤ちゃんが泣いている声が聞こえてくる、おもちゃをねだっている子どもの大きな声が聞こえる、泣きながら親に手を引かれている子ども、こういうシーンを目にすることはけっこうありませんか。
自分に小さい子どもがいると、同じような環境にいる家族は自然と目に入ります。
まさに、共感力を伸ばす機会はここにもあります。他には幼稚園や小学校から帰ってきた子どもがお友達のことを色々お話してくれる。こんな時間も同じです。
どうしたんだろう?を話し合う
こういう機会を見逃さず、お友達はなんで怒っているんだろう、なんで泣いているんだろう、なんで喜んでいるんだろう、ということをぜひ親子で話し合ってください。
正解を追い求めるというより、どうしてお友達はそういう気持ちになったんだろうということを、想像して話あうことが大切なのです。この、想像というのは、人の気持ちに寄り添う上でとっても大事な要素になります。
子どもがたぶんこういう理由で泣いているんじゃないかな、と想像で話してきたことを否定せず、肯定することを忘れないでください。想像ですから、色々な切り口があってしかるべきです。そうかもね、で終わらず、別の理由で泣いていることってあるかな、と視点を変えてみる質問をしたり、子どもが思った理由を深めるということをもあわせて行ってあげてください。
まとめ
本ブログで紹介する74番目の育児の金言は「友達の感情をともに話し合う」です。
共感力を育むには、お友達の気持ちについて、親子でその理由を深く広く話し合うことが大切だと説明しました。
人の気持ちが分かるようになるにつれ、子どもが自分の気持ちに向きあい自分の気持ちを理解できるようになるだけでなく、他人との距離感やかかわり方が上手になるかもしれません。そうすると、どうしてあんなことしたの、と怒ることも減るかもしれません。
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