今回は、おもちゃ選びのヒントをご紹介します。お友達にうらやましがれるおもちゃの選び方ではなく、子どもの非認知能力に良いおもちゃの選び方を紹介したいと思います。
既製品のおもちゃは飽きるものが多い
アマゾンや楽天などのECやトイザらスや家電量販店のリアルなショップまで、1年中何かしらのセールをやっているんですか、と錯覚するくらいで、いつでもおもちゃをお得に買えるんじゃないかとすら思ってしまいます。最近はYouTubeでもおもちゃで遊んでみた系の動画が受けていることもあり、ただでさえメーカーから販売されているおもちゃが、子どもにとって魅力的にうつっていることでしょう。
しかし高いですよね。買ってあげたい気持ちがあってもそんな何個も買ってあげられませんよね。
確かに、アンパンマンやプリキュア、鬼滅の刃等のおもちゃはもう大変わくわくするものが子どもにはあるでしょうが、1つだけ問題点があります。それは、既製品の玩具にはすぐに飽きるものが多いということです。
飽きるおもちゃと飽きないおもちゃの違い
ぱっと見で欲しいと思わせるようなおもちゃは箱をあけて少し遊ぶ分には楽しいでしょう。親にも受け入れてもらおうと、知育玩具だとか創造性が刺激されるとパッケージに書いてあっても、遊び方がおぜん立てされていて、つまり遊び方があらかじめメーカーによって決められているので、何回か遊んでいると飽きてしまうことがあります。高いおもちゃを買ったんだから長く遊んで欲しいのが親の本音でしょうが、飽きてしまうとまた新しいおもちゃを買ってよ、とせがまれてしまいます。
一方、飽きずに長く遊んでくれるようなおもちゃは、我が家の経験町的にも言えることですが、見た目は地味なおもちゃが多いです。例えばこういうものがあります。
- ブロック系(レゴや積み木など)
- アクアビーズ
- 単なるくさり
- ひも(毛糸やビニールひも)
- お砂場セット
- 折り紙
- 箱(クッキーが入っていたカンカン等)
- パズル
- 変身できる服(ドレスやコスチューム等)
- ままごとセット(シルバニア等もふくむ)
10個あげましたが、どれも誰もが好きなキャラクターはいません。おもちゃ売り場では目立つことはないでしょう。でも、いつもどうやって遊ぼうか考える余地がたっくさんあります。
アンパンマンのお寿司屋さん(おすしい~っぱい!アンパンマンDX回転ずしセット)はお寿司をレーンに乗せて回転ずし屋さんをして遊ぶことができますが、言ってしまえばそれだけしかできません。いらっしゃいませーと言ってお店屋さんごっこをして遊んでいましたが、すぐに遊ばなくなりました。1万円近くするのに。
一方、ブロック系のおもちゃ(ひらがなつみき)は、お城をつくったり、ドミノをしたり、どこまで高く積み上げられるか挑戦したり、かわいい絵柄だけ集めてみたり、ひらがなで新しい言葉を作ってみたり、と何かと新しい遊びを思いついては楽しんでいます。
つまり長く遊んでくれるおもちゃとすぎに飽きてあそばなくなるおもちゃの大きな違いは、想定外があり想像力や創造力をたくさん活用できるかどうか、だと思います。飽きずに遊べるおもちゃは、非認知能力を伸ばすにはうってつけ、とも言えます。
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まとめ
本ブログで紹介する207番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「一見地味なおもちゃは実はすごい」です。
すぐに飽きてしまうおもちゃと長く遊べる玩具の大きな違いは想定外があり自分の想像力をいかし遊べることができるかどうかだと説明しました。おもちゃ選びの参考にしてみてください。
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