子どもにリスクとらせていますか。そんなことできるわけないと思われたかもしれませんが、ご安心ください。子どもがとれるリスクやリスクをとる効果がどのようなものか、非認知能力の視点から紹介いたします。
リスクをとる人は魅力的
安定した組織でぼちぼちやっている会社員と自ら起業している方では後者の方がキラキラしているように見えませんか?
いつものスーパーでいつもの食材を買いおいしく調理し食べている人と食の冒険家を名乗り世界中の食を食べている人では後者の方がキラキラしているように見えませんか?
キラキラの共通しているのは「リスクをとってチャレンジ」していることです。リスクには大きい小さいがありますが、リスクが大きいほどキラキラ度が増すかもしれません。なぜなら提供してくれる価値は大きく、おそらく学ばれることは深く広いものがあるからです。
子どもの非認知能力においても同じで、いくらご家庭が裕福だったとしても、温室育ちにするのではなく、リスクをとらせるようにしましょう。
子どものとるリスク
リスクと聞くと、うまく聞けば果実は大きいけど失敗すると傷も深い、そんなイメージがあります。リスクを取らなければ現状維持ですね。非認知能力の視点からすると、子どもにとってのリスクとは、まだやったことがないものへの挑戦、です。家庭という安定した環境はしっかりとベースにしたくさんのチャレンジをするということです。
例えばこんなことでもいいんです。
- 新しい習い事
- カヌーをやってみる
- ローラースケートをやってみる
- 家族旅行の計画をつくってみる
- ダンゴ虫を研究する
- 家族に手作りブローチを販売する
何でもよいです。仮に失敗してもくやしいかもしれませんが、大きな何かを失うわけではなく、どちからといえば学びがたくさんあるので、成功しようが失敗しようがどっちでも本人の非認知能力にはよいわけです。
失敗から学べ
非認知能力の視点からすると、失敗からも学べることはたくさんあります。例えばこういうものです。
- もう一度やってみようと思える回復力
- もう一回やるんだというあきらめない力
- 失敗の分析
- 新しい工夫
- くやしい経験を耐える忍耐力
成功体験もまた素晴らしいものですが、親が子どもにミスをさせないように先回りしてトラブルを回避させてばかりでは、失敗から学べる機会を奪うことになりかねません。確かに失敗はくやしいしお子さんによっては泣いちゃう子もいるかもしれません。
でも見ようによってはその程度の傷でたくさんのことを得られる可能性がそこにはあるということです。ぜひ親はそのように子どもを導いてあげてください。
★あわせて読みたい★
まとめ
本ブログで紹介する191番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「進んでリスクをとるとき何かを学ぶ」です。
子どものリスクは大人のそれと違い損害はほとんどない上に学べることがたくさんあることを説明しました。子どもはかわいいしできれば辛い思いをさせたくないのが親心でしょうが、
0 件のコメント:
コメントを投稿