今回のママ(パパ)の悩みは、うちの子すぐに感情に負けてしまう、です。
すぐ泣いちゃう、すぐにヒステリーを起こしてしまう子に、またなのと深い息をはいてしまうこともあるでしょう。本ページでは、感情に簡単に負けないための武器の一つを紹介します。
棋士は振り返る
藤井聡太さんの活躍により将棋に関心が増えたり、将棋のニュースにふれる時間が増えたかもしれません。将棋は勝負なので勝った負けたが必ずありますが、戦いを終えると感想戦といって対戦した二人で将棋盤をはさみ対局を振り返ることがよくあります。
勝った棋士も負けた棋士も一緒に振り返るのです。日々の研究だけでなくこの振り返りでも自分の将棋を高めていってるのです。
うまくいかないときにはどうしてうまくいかないのかと振り返ることもあるでしょうが、うまくいっても振り返る、これはぜひ子どもが小さいうちから体験させたいものです。
我が家の体験記
うちの子は小さいときにクレーンゲーム/UFOキャッチャーにはまっていた時期があります。たまに取れるものだから、取らないともっともっとという感じでお店の思うつぼ状態でした。
お金は無尽蔵にありませんから、できる回数も限られます。景品がとれる日もあるけど、取れない日のほうが多いし、そんな日はエンエン泣いてくやしがっていました。
そうこうしているうちにyoutubeでクレーンゲームの動画を見るようになり、取れた景品はこうだったからとれた、取れなかったのはこういう感じだっからだと自分なりに分析をし始めました。
分析の内容は的確かどうかよりも、自分なりに次ぎはこうすればいいんじゃないかと考え試してみる、というようなことを行うようになったのです。失敗してすぐに泣いてしまうことはめっきりと減りました。
景品がとれる確率がみるみる上がったわけではありませんでしたが、こうやって振り返りをして成功も失敗も自分のものにしていることは、とても意味があります。なぜなら自ら批判的思考をしてみせたからです。これは非認知能力の一つです。
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振り返りができる人は強い
うまくいかなかったときは悔しいものです。できたらその事実に目をつぶりたいでしょう。うまくいけば気分は上々で、この楽しいという余韻にひたっていたいでしょう。でもそういった誘惑をおさえて、事実に向き合い自分の血肉にしていこうというのですからそりゃすごいことです。
この振り返りって無理やりやらされるよりも子どもが関心があることをできれば自発的に振り返るほうが、やる気がでてよいと思います。
子どもの関心があるもので自発的に行わないのであれば親がアシストして導いてあげてみましょう。なんでうまくいかなったのかなぁ、なんで成功したのかなぁとまずはさりげなく聞いてあげてみるところから恥じませんか。
まとめ
本ブログで紹介する195番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「振り返りができる人」です。
振り返りは単なる知識の習得ではなく経験が血肉になりますから、子どもの関心のあるジャンルで振り返りができるようにサポートしてあげましょうと説明しました。
すぐ感情に負けてしまう子も感情と戦えるようになるかもしれません。
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