今回のママ(パパ)の悩みは、どうすれば子どもに実のある知識を身につけさせてあげられるのか、です。
こう悩まれる方は学校のつめこみ型のやり方よりもっと良い方法を探されていると思います。本ページでは楽しみながら知識を得る方法紹介します。
探求中は楽しく知識を学ぶ
パソコンがまだ普及していない時代は物知り博士なんていってもてはやされた人もいました。今も物知りの方はたくさんいるでしょうが、ネットで調べればすぐ答えがでる知識はどれだけたくさん知っていても昔ほど重宝されなくなっています。
さてこんな時代を生きる子どもたちに、たくさんの知識をあびるように覚えさせることってはたして大切なことでしょうか。
例えばペンキの種類や材料、使い方をペンキを使うことがない子にあれこれ覚えさせることにどこまで意味があるでしょう。DIYが好きでDIYを上達させたいと思っている子には試しながら習得できるため意味があるでしょう。探求しながら得られる知識は身になります。
学校のテストには出なかったとしても自分で探求しながら習得できるというプロセスは、非認知能力を伸ばすうえで大事ですので、例えばそれがゲームだったとしても意味があるのです。
詰め込みはテストのため?
自分にはあまり関係ないけどとりあえずたくさん知識を覚えなければいけないものの代表選手が学校のテスト勉強でしょう。子どもにたくさんの気づきや選択肢をもたらすので学校の勉強には意味がありますが、どうしても行きたい学校があるといった場合を除きテスト勉強はほどほどでよいでしょう。
例えば、ハンドボールを実際したことがないのにルールを問うテストのためにたくさんの時間をかけてハンドボールを知識として学ぶことにどれほどの意味があるのでしょう。やりすぎは必要ないと考えます。
知識の習得はほどほどにして、自分に関心がある分野の探求に充てる時間をつくってあげることのほうが親の役目だと思います。
興味を持たせたら子どものパワーはすごい
子どもの知識を増やしてあげたいと図鑑を買われている方もいるかと思います。我が家も買っていますが、うちの子は無理やり読ませてもまったく関心を示しません。
いぜん家の近くで大きな虫がとまっていて、あまりにも大きくてギョエッとなって驚いたことがあります。そのとき図鑑で何の虫か調べてみない?と誘ってみると、そうだねと言って夢中でページをめくっていました。関心をもつと子どもの知りたい欲はすごいパワーです。
図鑑を見て覚えることが目的ではなく、あくまで図鑑は調べるための手段です。子どもの知識を増やすのにやっといたほうが良いことはたくさんあるのでしょうが、目的と手段をはきちがえてはいけませんね。
まとめ
本ブログで紹介する203番目の非認知能力を伸ばす金言は「知識は広さよりも楽しさ」です。
子どもにたくさんのことを知ってほしいと願うのは親心でしょうが、興味あることを行いながら学んだり、関心を持たせたりして楽しく知識を増やしてあげるように導いてください、と説明しました。形式ばかりにとらわれていると疲れますよ。
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