正解を追い求めることは間違っていませんが、そこにある正解は一つしかないというのはどうなのでしょうか。本ページでは、子ども達に正解はたくさんあることをしる大切さを説明します。
ウチワをあおぐとどうなる?
みなさん、団扇をあおぐとどうなるでしょうか?簡単ですよね風がおきますね。
さて、正解はこの一つだけなのでしょうか。答えは一つしかな学校ではこれ以外の答えは×になってしまいそうですが、学校って絶対の場所なんでしたっけ?こんなことも答えになりえませんか。
- 腕がつかれる
- あおいでる間は蚊にさされない
- 風船をぷかぷかさせられる
- あおいであげた人が喜ぶ
- 涼しくなる
学校で教えてもらうこと以外にも正解はいっぱいあるのです。これを忘れてはいけませんし、ぜひ子どもにも小さいうちから教えてあげたいことですし、非認知能力を伸ばす上では大事です。
△の答えもあることを教えて欲しい
12時にお昼ご飯にするから12時までには帰ってくることを約束し公園にパパと子どもが遊びに行ったけど、帰ってきたのは12時30分でなんと駄菓子屋によってお菓子も食べた、というのです。こんな時には当然パパを怒りますよね。当然怒る権利があります。
感情論は分かりますが、感情爆発して怒ることが正解で、ぐっとこらえることが間違いなのでしょうか。こんなときは〇でも×でもない△があってもよいでしょう。例えば、もうお菓子食べたし遅刻したから今日の3時のお菓子はなし、にするみたいに。
どうして約束を守れなかったのか追及したところでパパにはパパの理由があって多分同じようなことはまた起きるでしょう。ただ単に感情を爆発させて怒っても同じでしょう。親自ら△の答えを実践していけば、子どもが困ったときなんかに自然と△の答えに誘導してあげることもできるでしょう。
兄弟げんかが起きた犯人は?
兄弟がいると、たまに兄弟で小競り合いが起きることもあるでしょう。下の子が小さいと泣かされることもあるでしょう。親としては悩ましいものです。誰が悪い何が悪いと原因を特定して今回は上の子が悪いと結論付けても、上の子は納得せずなんの解決にならないこともあります。ケンカしたから2人とも悪いというのも子どもは納得しないでしょう。
事実を積み重ねていくと原因がありどちらが客観的に悪かったかわかるでしょう、そう一つの正解にたどりつくのです。ですがこんな探偵みたいなことをしても片手落ちです。こんなときこそ△の答えを探しましょう。
例えば、上の子が下の子のおもちゃを勝手に奪い取って遊んだことが原因だとしたら、そのおもちゃも入れて親もまじって一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。または、上の子のおもちゃを下の子の一つかしてあげてみてはいかがでしょうか。
まとめ
本ブログで紹介する199番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「正解は一つじゃない」です。
学校で教わることは唯一の答えではなく答えはたくさんあることを子どもに教えてほしいと説明しました。小さいうちからいろんな視点を持てるようになると親も助かります。
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