周りの子は皆できている、は気にしなくてよい。もっと大事な事がある

2021年10月13日水曜日

365日

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 苦手な科目がある、皆できているのに自分の子だけできていない、そんな不安はどの親も感じているものでしょう。でもその不安、どうして不安なのでしょうか。子どもが普通から外れてしまうからですか。本ページでは、自分の子にあった成長があることを説明します。


学校のルールは絶対ではない

 幼稚園のときは成長の早い子と遅い子はいるよねと皆ふつうに思っていたことが、小学校に入ると学年(年齢)によってここまで出来なくてはならないというものが決められていて、それらがうまくできない子は、頭が悪いとか運動音痴とかのレッテルを貼られてしまいます。


 一方、非認知能力の場合、5歳までにこれくらいの創造力が必要で、6歳までにはこれくらいの共感力が必要で、7歳までにはこれくらいの自己肯定感が求められます、といったものはありません。あったとしても判別しようがありません。


 学校で優等生と言われる子が将来成功を約束されているわけではありません。あくまで学校のルールの中で卒なくこなせているだけですし、学校のルールとは成功のルールでも幸福になるためのルールでもありません。学校では基準が存在するのは事実ですが、それが世の中の絶対ルールだと強迫観念のようにしばられる必要はないのではないでしょうか。


子どものペースで成長

 学校で逆上がりの授業があり、周りのお友達はほとんど出来るようになっているのに、自分の子は一度も成功していなかったとします。そんな時に恥ずかしくないの できるまで練習しなさない、なんて言わないでください。


 世の中の基準に自分をあてはめて価値の大小を判断してしまうようなことがないようにしましょう。苦手なことに取り組もうとしていること時代がもう偉いわけですし、昨日の自分より上達していくならそれで良いのです。もう●歳だからこれくらいできて当たり前という枠をギュッギュと無理やりはめ込むのはやめてあげましょう。



世の中を見る武器は増やしてあげよう

 当たり前ですが子どもの世界は大人に比べたらとても狭いです。ですが小学校高学年になったら、社会はどういうものか、社会と自分の関係はどういうものか、自分の好きなことは何だろうか、といったことは考えさせるようにしましょう


 その答えが未熟であっても当然よいのです。そういうものの見方があることを知り自分で考えられていることが大切なのです。


 ここまで到達しなければならないというものを子どもに求めなくてもよいですが、そろそろこういうことは考えていこうという視点は授けていってあげましょう。バカロレアなんてのは参考になりますよ。



まとめ

 本ブログで紹介する193番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「年齢や学年で子どもの成長をみない」です。


 個々人によって成長のペースが違うのは小学校に入っても同じこと。世の中の普通に子どもを無理やりはめ込むのはやめて世の中を多角的に見られる視点を授けましょう、と説明しました。はめ込み力はけっこう必要なので疲れますよ。



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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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