学校を休んでも別にいいのではないでしょうか。子どもが休みたいというときには理由があるでしょう。盲目的に学校に行かなければならないというのは、もしかしたら思い込みかもしれません。
子どもが学校を休みたいと言ってきた
勤勉が取り柄の日本人は休むことは、どちらかというと悪いほうのものという感覚がありませんか。多少無理しても仕事は行くべき、学校では皆勤賞というものがあり(少なくとも昔はあり)休まずに登校した人は褒められます。小学校と中学校は義務教育ですので学校にいって勉強しなければなりません。
この義務教育、本当に無理してでも学校に行かせないといけないのでしょうか。子どもが熱もないし体調は悪そうでないのに学校を休みたい、と言ったとき、休ませた方がよいのでしょうか、義務教育ですので甘え事なんて聞かずに行かせるべきでしょうか。
意見が分かれるところだと思います。
休ませるという選択肢
私は学校を子どもが休みたいと言ってきたときは休ませることも考えてあげるべきだと思います。子どもの非認知能力を伸ばすうえでは学校を休ませる選択肢もあると思うからです。少し詳しく見ていきましょう。
授業に遅れるという心配
学校を休むと授業についていけなくなるという心配があるかもしれません。ですが、今は学習用のアプリやサービスは充実しており、私たち親世代が子どものときのことを思えば、学校と塾しかなかった習う手段は今やたくさんあります。授業の遅れはすぐに取り戻せるでしょう。
学校に行って当たり前では?
今の日本ではホームスクーリングを選択されるご家庭が少しづつ増えてきているようです。これは学校に通わず家での勉強を中心に行うものです。海外は日本よりホームスクーリングを選択されている方は圧倒的に多いようです。基本は家で学びますが学校に行きたいときは行きます。ただ多くの時間家で学ぶものです。
学校を休む理由がこれではダメかも?
例えば日曜日に水族館に行けば混雑していても月曜日に学校を休んでいけば空いていてたくさん楽しめるので月曜日に学校を休ませたい場合、これが親の都合ではなく子どもが海洋生物に熱中している場合、休むことも良いのではないでしょうか。
また、学校に行くのがでしんどい、クラスになじめない、というときに無理していかせて子どもの心の傷を広げることはないときもありますから、休ませることも考えてあげましょう。
学校は絶対ではない
魚が大好きな子がいたとします。学校に行っているだけでは魚に没頭できる時間はそれほどありません。学校と習い事が終わった残りの時間を子どもが魚を楽しむ時間にするといったまるで給料の天引きにみたいな時間の与え方では子どもがかわいそうです。平日休めばゆっくり魚を楽しめる時間をとれるでしょう。
学校は絶対ではありません。たまに1日休むのも、長期に休みホームスクーリングを選択するのも、今は許されているのではないでしょうか。
まとめ
本ブログで紹介する202番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「学校を休ませてみる」です。
子どもに学校を休ませるのは勇気がいるかもしれませんが、子どものためにも積極的に活用してもよいのでは、と説明しました。何度も言いますが、いくら義務教育だといっても学校に行くことが絶対ではないと私は思います。
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