叱ることと怒ることは全く別物です。叱っているつもりが怒っているだけということもあります。子供の将来を考えた時は、ちゃんと叱ることが愛情の一つです。本ページでは叱ることを分かりやすく解説します。
仲良し親子も親と子
昔と違い最近は友達親子と言われるようにまるで友達のような親子の方が増えてきているようです。親子が仲がよいのは良いことです。
でも子どもに嫌われたくないからという理由で子どもにこびてしまうのはよくありません。いくら仲がよくてもそこは親と子です。子どもが大きくなってくると次第に子どもにもっと気に入られようとしすぎるのは、子どもの非認知能力を伸ばす上でも良くないこともあります。
親には親の責務があります。それは子どもためを思って叱ることです。親子の関係に波風をたてず仲良しでい続けるる代わりに子どもを叱らないとしたら、それは子どもにとって愛情の一部がもらえないことになります。
でも注意してください。一見子どもにとっては同じように見えるかもしれませんが、「怒る」と「叱る」は似て非なるものです。
やっていはいけない叱り方については下記のページをご参照ください。
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怒ると叱るは違う
怒るというのは感情をぶつけることで、叱るというのは子どものためを思い行動変容を促すことです。
例えばコタツで食事をしているときに子どもがコップをこぼしてしまいお茶がこぼれ机はびちょびちょになりこたつ布団もきっちり濡れてしまったとします。
怒るというのは、机をふいてこたつ布団を洗濯して干すという余計な作業が増えるのでイラっとして、何してるのよ何度も言っているでしょ注意しなさい、と感情に任せて子どもに強く言ってしまうことです。
一方、叱るというのは、そりゃイラっとするでしょうがその気持ちをなるべく抑えながら、ほらお箸を持つ方にコップを置いたら手が当たるから注意しないと言ってるでしょ、学校でも同じことが起きるよ、と伝えることです。
子どもにとっては親からキツク言われているということは変わりませんが、内容は全く違いますよね。もう少し詳しく見ていきましょう。
叱ることと非認知能力
怒ってばかりいると子どもはビクビクして親に怒られないことを目的に行動してしまいます。
一方、叱ることは子どもに理由を説明しどう変わって欲しいか伝えていますので、具体的に次に何を注意すれば理解できます。論理的に考えられますしこの失敗は近いうちにもう起こらないようになるでしょうから、子どもの非認知能力のためには叱るほうがはるかによいわけですし、怒るのではなく叱ってあげることは非認知能力を伸ばす上で良いのであれば、愛情表現とも言えませんか。
親も人の子です。つい感情に負けて怒ることもあるでしょう。でもいつも怒るばかりではなく、ちゃんと叱らないと振り返ってください。
まとめ
本ブログで紹介する205番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子どもを叱らないのは愛してないのと一緒」です。
叱ることと怒ることの違いを説明し、叱ることは子どもの非認知能力に良いので愛情表現の一つだと説明しました。ついつい子どもにカッとなることは日常茶飯事でしょうが、叱れているか、セルフチェックしてみてください。
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