今回のママ(パパ)の悩みは、子どもに多様性をどう学ばせて良いかわからない、です。
多様性は本当に多様ですが、本ページでは自分とは違う意見があることを認め受け入れる力を伸ばすことができる方法を一つ紹介します。
話が聞けることの大切さ
これから子どもが生きる時代は間違いなく多様性の時代です。多様性は単なる言葉でも姿勢でもありません。自分と少しでも違う人でも尊重し時には協力しながらうまく共存していくことです。つまり行動もセットなわけです。
日本では、小さいときからプレゼンしプレゼンを聞く機会には恵まれませんので、自分とは違う考え方を受容していくことを学ぶ機会は少ないかもしれません。だからこそ、ご家庭の中でプレゼン大会を開くことをお勧めしています。子どもが小さいときは遊びの延長でできると良いですね。
家族でプレゼン大会
子どもが小さいうちから家でプレゼン大会をすることをお勧めします。自分なりに考えをまとめることで自分を知る機会にもなりますし、自分とは違う意見があることを知る機会にもなります。
我が家でもたまにやっていますが、楽しんで遊びの延長でやってみると良いでしょう。
テーマは何でもありです。好きなことでも、帽子の良いところでも、好きなアニメのキャラクターのことでもなんでもありです。
では我が家で行っているプレゼン大会を紹介します。
①テーマはその場で決める
プレゼン大会は突然始めます。遊びの要素を持たせたいからです。テーマはその場で決めます。子どもがこれがいいというのがあれば優先しますが、なければ親が決めてあげましょう。
②最初は親から始める
家族とはいえ人前で話すのは照れるものです。だからこそまずは親から始めます。子どもがトップバターを希望したら優先します。
③プレゼン時間は2分くらい
プレゼンは長くても3分くらいで進めています。遊びの感じでやっているので、プレゼンを最後まで静かに子どもたちは聞いているというより、ちょこちょこ中断してきますが、それこみで3分、2分くらいが丁度よいです。
④質問タイム
プレゼンが終わったら質問の時間をとります。それ質問?みたいなものもありますが、自ら意見をすることが大事なので、なんでもありです。
⑤注意
いくつかお約束していることがあります。相手のプレゼンを否定しないこと、けんかしないこと、必ず質問することです。
人の話を最後まで聞くのは難しい
周りにいませんか、人の話を途中でさえぎって、違う違うと話始める人。その話は事実と違うとか自分が言ったことがうまく伝わっていないと分かったときに、すぐに訂正にかかろうとされる人ですよ。
また、こんな経験ありませんか。長い話を聞くのがつらい、話は長いは何が言いたいかよくわからないはいい加減にしてほしい、全然話が面白くないばかりかむしろ内容に嫌悪感を感じる、といったこと。ついついやんわりと話を終わらせたくなること。
大なり小なりみなさんご経験があるかもしれません。これは人の話を最後まで、しかも尊重して聞く、というのが実は簡単なことではないからです。ウンウンとうなずきながらじっとしていればいいように思いますが、実に難しいのです。これは訓練でなんとかなるものです。場数です。
まとめ
本ブログで紹介する196番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「時に素直に話を聞く」です。
多様な意見があることを受け入れるのもスキルです。家庭で親子プレゼン大会を開いて練習してあげましょう、と説明しました。形式的にやるのではなく遊びながら楽しくやるのが続く秘訣です。
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