今回のママ(パパ)の悩みは、子どもの好きなことが長続きしない、です。
もしかしたら、良かれと思って行っていることが子どもの心の中に嫌いの芽を生み出しているかもしれない、ということを解説します。
自分でできるように工夫させる
みなさんも経験ありませんか。好きだったことなのに習い事として習い始めたりすると、徐々に好きでなくなってしまうこと。
これは自分で自由に楽しめたていたことから、Todoをこなすことが何より優先され自由がなくなるからです。毎週決まった時間に通い、課題をこなせば効率的に上達するでしょう。だけど楽しくない。子どもの非認知能力を伸ばしていくうえでは、ただこなすというは避けたいものです。
メジャーリーガーのコーチは教えない
メジャーリーガーのコーチは手取り足取り教えないそうです。その場にいる選手は基本はできているという前提はあるでしょうが、聞かれるまで指導はしないそうです。指導するときは、ヒントは与えるけどこうすべきだから、こうしなさいとは言わないそうです。どうしたらよいか考えるのは選手自身に求めらています。
ここまでストイックでなくてもよいでしょうが、子どもも一緒で、何かができるようにようになるには大人が手取り足取り教えた方が圧倒的に早く習得できることでしょう。ですが、観察する力、気づく力、改善する力、試す力、失敗を乗り越える力、そういった非認知能力を伸ばす機会を奪ってしまっています。
できるまでの道のりが大事
同じできた、でも「どうできた」が大切です。
例えば子どもにローラースケートをプレゼントして嬉々として練習を始めたとしましょう。まったく乗り方がわからないでしょうから、ハの字に立って進むんだよと、基本は教えたとしてもあとはどう上達するかは子どもに任せたらよいのです。
ただ、しっかりと観察して的確にアドバイスができるようにしておきましょう。YouTubeで見て学ぶもよし、大胆にこけながら練習しても良し、こけるのを怖がりながら練習してもよし、です。
良かれと思って、色々口をだすと、うるさいと子どもが思ってしまったらせっかく楽しいローラースケートに乗らなくなってしまったら本末転倒です。
まとめ
本ブログで紹介する183番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「テクニックを必要以上に教えない」です。
最短で上達させるよりも時間がかかっても子ども自身で工夫して上達させるようにしましょう、と説明しました。自分で勝手に上達できるようになってくると親として頼もしい限りです。
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