今回のママ(パパ)の悩みは、子どもが打たれ弱い、です。
うまくいかないとすぐ泣いてしまう、そんな子どもをなんとかするために何ができるか見ていきましょう。
失敗させてる?
子どもの性格は様々です。例えば図書館でお目当ての本がなかった時、何度も何度も探す子もいれば、諦める子もいますが、カウンターに行ってスタッフにたずねる子もいます。
子どもの生まれ持った性格ではなく、親の育て方によって子どもが打たれ弱い子になっててしまうなら、いますぐにでも親自身をあらためる必要があります。それは、効率化やネットの育児ノウハウで頭でっかちになってしまい、ひいてはヘリコプターペアレントになっていて、子どもを失敗から守っていないか、ということです。
よかれとおもって失敗から子どもを守る行動は一見愛情のようにみえても、子どもを打たれ強い子に育てたいのであれば、おすすめできません。
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失敗の本質
子どもが失敗してすぐに泣いたり、失敗することが嫌で新しいことに挑戦しないというのは、非認知能力を伸ばすという意味ではたいへんもったないことです。なぜかというと、失敗をすることで自分を知れるからです。
学校のテストで良い点数をとればよいのであれば、最近ではAIが教育に導入され、AIを活用すればどんどん効率的に習熟することができます。
ですが、自分を知る方法は、あるようでありません。ここを忘れないでください。
自分を知って一つ強くなる
大人の感覚だと失敗しないことは良い事のように思いますが、子どもの成長と大人の今に求められるものは全く違います。子どもには失敗は必要なのです。
嫌がっても失敗させてみてください。何か新しいことに挑戦させるのもよいですし、森や川にいって自然遊びするのもよいでしょう、また新しいお友達と一緒に遊ぶ時間をつくるのもよいでしょう。遊びのなかで失敗をする経験をさせてあげることをおすすめします。
小さな失敗でよいのです。思い通りにいかない、それが失敗です。川に泳いでいる小さな魚を捕まえようとしてうまくいかない。そんなことで良いのです。
できもしないことをさせて失敗させるのではなく、子どもが楽しみながら取り組んでいるなかで、うまくいかなかった、を体験させてあげましょう。失敗するからこそ自分が何ができて何が苦手かが少しづつ実感できるのです。
こちらの記事では、失敗を活かすコツを説明しています。失敗を活かせてはじめて打たれ強くなっていくのです。子どもが関心あることで失敗するからこそ次はなんとかしよう、という気になれるのです。
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まとめ
本ブログで紹介する134番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「一回失敗をさせてみる」です。
大人と成長過程の子どもに必要なものは異なります。失敗は自分を知り強くなる機会だと説明しました。子どもの失敗は見たくないかもしれませんが、遠い将来にひ弱な子をみたくないなら、今失敗する子どもをたくさんみておきましょう。
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