大人だけじゃない。子どもの感性を伸ばすにはまず観察眼を育てよう

2021年7月7日水曜日

365日

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 最近は、大人が絵画やアートなどを通して学んだことを仕事に生かすことの大切さに触れた本や記事が増えてきました。


 実は、小さい子どものときから絵画やアートにふれることは、子どもの非認知能力を育てるためには大切なのです。


 本ページでは、観察眼に着目し、子どもの豊かな感性を引き延ばしていくための方法を紹介します。


観察することを学ばない日本

 思い出してみると、そういえば絵や写真などをどう楽しむのか、どう見るのかといったことは学んでこなかった、と言う人は多いのではないでしょうか。同じように子どもにも、絵や写真を見る機会をつくることもしてなければ、どう堪能すればよいかといったことを学ばせていない人も多いでしょう。


 これでは、子どもに観察する力がつくはずもありません

何ができるかより何を感じるか

 今の時代、どういうことが出来る人になるのか、今何ができるのか、といったことも勿論大切なことですが、何を感じられるか、ということもめちゃくちゃ大事です。まちがいなく個性が重視される社会になるので、感じられる力は考える入り口にもなるし、行動のきっかけにもなります。この感じるということは自然に感じるものもあれば、訓練し感覚をきたえることで感じられることもあるのです。


 暑い中しかめっ面で汗をふいているサラリーマンを見て何を感じますか。何も感じない人は多いでしょう。あの人は私より暑そうで可哀そうと思う人もいるでしょう。もしかすると、周りの人がそれほど汗をかいていないことに気づきずっとあそこで立っているのだろうか、日傘をさせない男性は辛いよね、と一歩深いところを感じるかもしれません。まさにこれが観察眼です。


観察する力を育てよう

 写真やポスター、テレビの画像等普段よく目にするものから世の中の出来事まで、単に写っているもの起こったことを認識するだけでなく、自分なりに咀嚼し解釈する力が育つと個性の輪郭がしっかりしていきます。親は子どもの観察する力を伸ばすサポートをしてあげましょう。やり方は簡単です。


 写真でも絵画でもよいので、一緒にじっと見てみましょう。スマホやiPadで大丈夫です。
どういうシーンなのか、何を感じるのか。正解はありませんので間違いもありません。色々と話し合うだけで良いです。


 メインではないけど遠くに歩いているおじさんが通行人として写っている写真をみて、あっ歩いているおじさんを探すゲームをしている子どもにあのおじさん見つけられたよ、ということも言うかもしれません。観察眼をきたえる場は自由な発想が育つ場でもあります。

まとめ

 本ブログで紹介する118番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「観察眼はめちゃくちゃ大事」です。


 個性を伸ばすために、絵画でも写真でもよいので、観察することをする機会を一緒に創ってあげましょう、と説明しました。


 観察眼はめちゃくちゃ大事だと知ることで、子どもの物事の見方に深みが徐々に出てくることでしょう。その観察眼が自分にも向き始めると、自分の感情と上手につきあい始めるかもしれません。


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AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

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