今回解説するママ(パパ)の育児のお悩みは、言ったことをなかなか聞かない、です。
言えばそれで伝わるなんて大人のエゴです。そんな単純なものじゃあありません。
それでは、育児の心のお悩みの解決方法を見ていきましょう。
素直な言葉で伝えるのがコツ
子どもに何度言っても聞かない、言うことを聞かない、そんなときは、感情的にヒステリックに言うのではなく深呼吸でもしてじっくり丁寧に伝えることを心掛けてください。
大人がよく行う、ポイントだけ言うとか端的に伝えるとか、ついつい行ってしまうことではなく、ありのままに伝えてみましょう。言い方の工夫一つで、聞き分けの良い子どもに近づきます。
伝える言葉
ありのままに伝えるとはどういうことか、少し具体例を紹介します。
お友達を叩いてしまったケース、です。
「こらっ、叩いちゃダメでしょ、お友達はどう思うとおもの?」つい反射的にこう言ってしまうでしょう。こんなときは、ママ(パパ)がどういう気持ちになったのか、どうして叩くのをやめて欲しいと思っているのか、叩くのではなくてこうしてほしかった、こう親の心の中にふつふつと湧いてきたものを全部ゆっくりと子どもに伝えてあげましょう。
ドライヤーで髪を乾かさないケースはどうでしょう。
「早く、乾かしなさい」ともう何度も口にしているでしょう。こんなときには、自然乾燥だと髪にダメージが増えパサパサになってしまうとか冷えてしまうといった前知識が親にはあるでしょう。そういうことを改めて伝えることや、子どもの髪につやをだしてあげたいことを子どもに伝えてあげましょう。
親の言うこととして、少し時間は必要ですが、挑戦してみてほしい方法です。
素直じゃないとあきらめない
子どもは親のプログラムではありませんから、親の言うことを全部聞くわけありません。そんな時に、この子は素直じゃないな、と思うのではなく、一歩立ち止まって親ができることは他にないか探してみてください。
一つは、上で紹介した子どもに伝える言葉の量です。
親の言っていることがよく分からないから、言うことをきいていないこともあるかもしれません。そんなときには有効です。
まとめ
本ブログで紹介する116番目の非認知能力を育てる育児の金言は「しっかり伝えるにはありのまま伝える」です。
端的にいうのではなく、思っていることを全部丁寧に伝えることで子どもの行動が変わるかもしれないことを説明しました。
どうしてうちの子はこうなんだろうと、自分のことを棚に上げて悩むのではなく、親自身がちょっと工夫することで育児ストレスが少しずつ減っていくことでしょう。
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