今回のママ(パパ)のお悩みは、うちの子はすぐにあきらめる、です。
何度失敗しても成功するまでくじけないのはエジソンだけの特権ではありません。
さっそく小さいうちから、子どもに根性をつけていくための方法を紹介していきます。
やり抜く力
最近は成功者の条件として、GRIT(グリット)の大切さを指摘されはじめています。まさに、やり抜く力を言い換えたもので、失敗してもあきらめずにどうすれば次はうまくいくか考え挑戦を続ける力だといえます。大切な非認知能力の一つです。
なにか大げさに聞こえますが、例えばサッカーの習い事をしていて、最初は上手なほうにいたけど、最近はお友達のほうがサッカーが上手になっているし試合に出れる時間が減ってきたときに、もう止めると逃げるのではなく、なにくそと頑張れる気持ちです。
世の中、大人も子どももうまく行かないことのほうが多いでしょうから、GRIT(グリット)が大切だというのは納得です。
子どもの根性をつけていく方法
子どもの性格はまちまちですから、負けん気の強い子とそうでない子がいます。傾向的に負けん気があまりない子は、特に好きではないことは、うまく行かないとはすぐに諦めがちです。
例えば鉄棒です。たいして好きじゃないけど、逆上がりをしないといけない。何度かやってもうまく行きそうにないともう止めると言い出しませんか。
こういうときに、スパルタは子どもの非認知能力を伸ばしたいのであれば逆効果ですし、お友達はできているからと友達と比較するのも逆効果です。
ではどうすればよいのでしょうか。
ネットを調べるとたくさんの方法がヒットしますが、ここではなかでも大切な2つに絞って紹介したいと思います。
一つ目はできたことを伝える、です。
うまくいかないというのは結果ですので、過程もそこにあったはずです。結果に着目するのではなく、プロセスのなかで工夫できたことやうまくできたこともあるでしょう。鉄棒の例でいえば、お腹を鉄棒に引き寄せようとさっきよりも頑張っていた、といったことです。
もう一つは、親が困難なことを頑張っている姿を見せる、です。
子どもは親を見て学ぶことが多分にあります。親の姿を見て学ぶことがありますから、背中で教えるんです。
コツは楽しむこと
とはいえ、生活のための仕事のように朝から暗い顔して何かをこなしていては、続くものもなかなか続きません。親が見せる姿もなんだかんだ楽しんでいる姿である必要がありますし、無理やり半ば強制してさせるというのはよくありません。
子どもが熱中できるものがあればより良いですが、そうではないものでも遊びの延長やまだ楽しめる範囲で少しづつ時間をかけて、また次も挑戦してみようと思ってもらえるように親が導いてあげるのです。
まとめ
本ブログで紹介する120番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「やり抜く力を伸ばすためにまず楽しむ」です。
GRIT(グリット)を鍛えるためには楽しみながら2つのポイントにとりくめばよいと紹介しました。粘り強さが子どもに備わってくると子どもが頼もしくみえ、子ども扱いすることで生まれるストレスが減っていくことでしょう。
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