今回のママ(パパ)の悩みは、どうして言ったとおりやらないの、です。
何度言っても話を聞いていないのか、イヤイヤでやる気がないのか、言ったとおりやらないことありますね。
どうしたら言ったとおりやってくれるのか、説明します。
2通りある言ったことをやらない子供ども
大人だから経験が豊富なので、合理的でおそらく正しい判断をすることができるでしょうが、子どもはそうはいきません。だから、親は子どものために、あーしなさい、こーしなさいと手をさしのべるわけです。ですが、言った通りにやってくれないのは頭を悩ませますね。
でもよ~く子どもをみてください。言ったとおりにやらない、には2種類ありますから。
実は工夫をしている子どもたち
言ったことをやっていないのではなく、自分なりにこうしたら良いんじゃないかと考え工夫している可能性を見落とさないでください。
例えばこのおもちゃはここに片づけよう、と言っていてもそのとおりしないこともあります。おもちゃはたくさんあるので、自分の遊び方的にはこっちに片づけたほうが次に使いやすいので、親のいうとおりしていないこともあります。
また、ちゃんと引き出しなどにしまわずに外においていることもあります。これもそのおもちゃの遊び方や次の使い方を考えて、あえてしまっていないこともあります。
さらに、夕飯の準備を子どもに手伝わせていると、持って行ってほしいお皿の枚数をもっていってくれないこともあります。それは、夜ご飯をみてこういう風に食べたらいいんじゃないかと思っているのかもしれません。
こういう子どもの工夫を見落とさないでください。
やることに意義がある
洗い物をしているときにスポンジについていた泡がたくさん床に飛んでしまったときの我が家の話をします。子どもが大変だといので、タオルをとってふいてあげるといってあげるというのです。、体をふくタオルをもってきて、あっ水をつけたほうがよい、と洗面台でタオルに水をつけ床にとんだ泡をタオルでふいてくれました。
これだけ聞くとなんてできた子なんだろうと思いますが、キレイなタオルをぞうきん代わりにされ、洗面台からキッチンまでは水でびちょびちょ、泡があったところの泡はなくなりましたが、そこもびちゃびちゃになりちょっと大変なことになりました。こんなことになるなら、逆にかたづけのほうが大変になり余計なことするなっ、とつい感情的になってしまいそうなものです。
それでも片付けをすれば良いのです。子どもが自分で考え工夫し行ったことを、行おうとしたことを認めてあげることが親として大切なことです。
まとめ
本ブログで紹介する131番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子どもなりに最適解を選んでいるを知る」です。
子どもの工夫を効率化の視点でつぶさないでください、と説明しました。子どもは毎日成長過程にあります。成長の中でうまくいかないことがあるのは当然のことです。
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