今回のご両親のお悩みは、子どもになかなか話が伝わらない、です。
大人もそうですが、言えば全部伝わるというのは幻想です。言っているだけではダメなのでしょう。
では、どうすれば良いのでしょうか。解決方法を見ていきましょう。
対話という精神を持つ
何度も何度もおなじことを言っているのにそれが子どもに伝わっていないのであれば、それは言い足りないのでもなく、子どもに問題があるのでもなく、親子の対話が足りないのかもしれません。対話をしてください。
一方向の思いだけでは恋愛が成就しないように、双方向の会話が大切です。頭ごなしの命令よりも非認知能力を伸ばす育児にはとっても有効です。
対話と会話は違う
対話と会話はよくにている言葉ですが、対話は会話を少し前にすすめて相手を理解する、という点が大きく異なります。傾聴をこころがけ考えや意見などが違う人通しが、それぞれお互いを理解し共感しあうということです。
いつもでなくても、対話がないとおたがいの理解がすすまず伝わるものも伝わらないです。対話をとりいれることで子どもに話がするすると伝わっていきはじめます。
対話を通した解決
例えば、勉強させたい親、遊びたい子どもというのはよくある構図です。こんなときに、対話が役立つのです。お互いの思いが全く違うときにこそ対話を行い、お互いが歩み寄るのです。大切なのは相手を理解する気持ちです。
こんなときは、ご褒美でつったりしたらダメですよ。勉強したらゲームしていいと、というやつです。
こうしてみてはどうでしょう。
ゲームをしたい気持ちをまずはしっかり聞くのです。続きが気になるとか、ここをもうちょっと上手くなりたいとか、新しいキャラを使っていたいとか、まあ色々と理由はあると思います。聞き終えたあとに、楽しくゲームをしたいなら宿題を先に終わらせないと、ママ(パパ)は早くやめて宿題しなさい、とか、もうすぐ時間よとか、いっぱい言うことになるから、ゲームを最後まで楽しく遊べないよ、それでも良いの、と投げかけてみましょう。
それでも宿題より先にゲームをしたいならさせてあげればよいです。お互い理解しあったうえであればお互い了解済みですから。
すごい手間で時間がかかりますけど、子どもの非認知能力を伸ばしていくためには、こういう苦労を怠ってはいけません。
まとめ
本ブログで紹介する114番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「ときに親子で対話をする」です。
親子で意見が違うときは、親から積極的に子どもを理解する時間をとることが大切だと説明しました。
同じ屋根の下、一番の理解者である親が子どもの気持ちを理解せずにいたら、お互い小さなすれ違いがドンドン蓄積されてストレスがふくれあがっていきますよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿