今回のママ(パパ)の悩みは、子どもが没頭している時間を強制的に終了させてもよいか、です。
子どもには1つや2つとっても集中する好きなことがあると思います。毎日のルーティンをこなさなきゃならないなか、どれだけ時間をとってあげればよいのか解説していきます。
没頭している時間は邪魔しない
個人によってバラバラでしょうが、子どもが何かに没頭している時間を知っていますか。
絵を描いているとき、何かを作っているとき、体を動かしているとき、それは様々でしょうが、いつも集中力が長続きしない子でも、没頭している時間にはすごい集中力を見せることがあります。
没頭することは幸福を感じ、ストレス対処によいということだけではなく、子どもにとっては特に非認知能力が成長する大事な時間です。没頭するのは、たいていが親に言われてしぶしぶ行っている最中ではなく、自発的にやり始めたものが大半でしょう。だからこそ、ゾーンと呼ばれることもありますが、没頭する時間をなるべく邪魔しないことが子どもの非認知能力には良いのです。
とれる最大限の時間をとる
現代人は忙しいですし、親は親で決めたスケジュールの中でテキパキと育児をこなしたいでしょう。
例えば夜の7時から夜ご飯を食べようとして、7時になっても子どもがずっとゾーンに入って創作活動をしているとしましょう。5分待っても10分待ってもいっこうに終わる気配がないときには、いつも決めている寝る時間を守るためにはあと何分くらい待ってあげられるかを見極めて、待てるだけ待ってあげましょう。
早く夕飯を済ませたい、早く洗いものして明日の準備してと、1分でも早く家事を終わらせたい、なんて自分の都合で子どもの貴重な時間をつぶさないよう注意しましょう。優先するべきは子どもの成長でしょう。いつまでもずっと没頭させてあげる時間もないのが実情でしょうが、どれだけその時間をとれそうか、ふと立ち止まって計算し、その時間を子どもにちゃんと上げてください。
受動的なものは少し違う
没頭していたらゲームも良いのでしょうか。よくスマホゲームやテレビゲームは子どもにとって良くないものと決めつけている親御さんがいます。ゲームは悪ではありません。ゲームだって立派に没頭することができます。」
いっぽう、YouTubeやネットフリックス等の動画コンテンツは注意が必要です。ダンスを学ぶために見るというように動画を見ることが手段となっている見方ならよいですが、ただ単に楽しいだけという感じで見ているだけならこれはいくら楽しくても没頭とはいいません。
まとめ
本ブログで紹介する180番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「没頭していたらなるべく邪魔しない」です。
没頭する時間は非認知能力を伸ばすうえでとても貴重な時間なので親の都合で台無しにしないように、と説明しました。毎日のルーティンを卒なくこなすことも大事ですが育児の大切なことを犠牲にしてまでこなすことでもありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿