子どもも大人も非認知能力は、心の能力、気持ちの能力ですのでつい精神に目がいってしまいますが、非認知能力を伸ばしていくためには体づくりも大切になります。本ページでは気軽に子どもの体づくりできる方法をご紹介します。
前向きな気持ちは体力があってこそ
非認知能力は、心の能力で、たくさんの能力があります。明るく前を向くための能力といえるかもしれません。一概には言えませんが、充実した体力があったほうが、気持ちは前向きになることもあるようです。
例えば、少し落ち込んでしまったときは、靴を履いて外で運動をすると気分転換になってさっぱりすることもあります。頭でずーっとモンモンと気持ちをこねくり回していてもなかなかそうはいきません。
健全な体あっての気持ちだと考えると、子どもの非認知能力を伸ばしてあげたいと思うなら体力作りもあわせて行ってあげましょう。
★非認知能力をわかりやすく解説
子どもの動く機会が減っている
一方、近年子どもの体力が昔に比べて落ちてきているというデータがあります。約40年前の子どもは一日に2万歩も歩いていたなんて話もあります。ほんとかよ、と思ってしまいます。確かに最近は家で楽しく遊べるようになりましたし、逆に外で遊ぶのは危険にもなってきています。また、習い事や通学の送り迎えを車でされるご家庭もあるでしょう。
パソコンやスマホの普及もあり子どもたちの近視は社会問題になっています。近視を防ぐには太陽の光が良いことが分かってきているので、国によっては2時間太陽の下で遊ぶことを行っていますが、日本では外遊びの2時間もとれない子がいるそうです。
昔の子に比べて体力が落ちている背景として、そもそも体を動かす時間が全体的に減っていることもあるでしょう。
外で歩こう
大人になると簡単に運動不足になりますので、エスカレーターを使わずに階段を使う、という方もいることでしょう。この考え方はまさに運動不足の子どもにはうってつけの考えです。運動不足だからと、スポーツの習い事なんてはじめたらたいそうなことですが、日常を少し工夫すればよいのです。それは、意識して歩くようにする、ことです。
例えば、自転車に乗って移動すれば楽で早く着きますが、歩ける距離なら歩いていく。運動が苦手な子でも歩くことはできます。夕方や朝に散歩する時間をつくる。お休みの日も歩く時間をつくる。広い商業施設をくまなく移動するとまあまあ歩いています。
1日何歩あるくと約束事を決めちゃうと型苦しくなるので、意識して歩こうとしようとすることが気軽でおすすめです。
まとめ
本ブログで紹介する177番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「歩く機会を奪わない」です。
良い精神状態のためには健全な体をつくりましょう、運動する機会が少ない子どもたちに意識して歩く時間をつくってあげようと説明しました。親子で一緒に歩きながらアレコレお話していると不思議なことに親の気分転換にもなりますよ。
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