なんでこの子はこんなに素直じゃなくて乱暴なのかしら、と悩まれることもあるでしょう。それは子どもに原因があるのではなく親に原因があるのかもしれません。愛情不足が原因かもしれない、のです。詳しく説明していきます。
愛情と乱暴の関係
子どもへの愛情は、子どもの非認知能力を伸ばす上ではなくてはなりません。植物で言えば水のようなものに見えますが、水と違ってあげ過ぎというものはありません。愛情は注ぎすぎても大丈夫ですが、足らないと言動が乱暴になることもあります。
もし、子どもが言葉や行動が乱暴なら愛情不足なのかもしれません。うちの子はHSCだと思いますが、HSCの子はどれほど愛情を注いでも一瞬で砂にまいた水のようにすっと消えて行ってしまうことがあります。
兄弟がいるのでその子ばかりに愛情を注ぐことはできません。そのせいか、HSCのうちの子は、言動が少し乱暴です。本ページでは、その乱暴さ具合や親の対応などついてご紹介いたします。
HSCのうちの子の乱暴な言動
うちの子の経験でいえば、ずっとその子のことを見てたっぷり愛情を注いでいるうちはとても機嫌がよくニコニコしていて幸せそうです。
しかし兄弟もいますし家事もあるしいつもその子ばかりに時間を使うことはできません。なかなか自分の機嫌を自分でとるのも上手でありませんから、よく機嫌を損ねて言動が乱暴になることもあります。
例えば、次のようなことがあります。
- 兄弟が買ってもらったものが良く見えて勝手にとってしまう
- 自分は1個、兄弟は2個買ってもらうと、自分は1個だとおかしいと強く主張する
- 兄弟が言うことを聞かないと叩いたりつねったりする
- 親の言うことに納得いかないと、まるで親が子どもを怒るように親に反抗する
- 兄弟をたたいて傷つけて親に怒られると自分だけ差別されていると泣いてしまう
- 自分のしたいことを兄弟に邪魔されると烈火のごとく怒る
この文字だけ見ると、なんとわがままな子だと思ってしまいますよね。正直いい加減にしてよ、と思うことも何度もあります。
でもこれは、HSCの子どもの特性で愛情はいくらあっても足らないということによるものだと理解しています。つまり、愛情不足を感じているサインかもしれないというではないかと思っています。
つい子どもの言動について、それは正しい行動だったのか、しかったりとかするだけではなく、なかなか難しくても別の時間で愛情をいっぱい注ぐ時間を子どもと向き合う時間をつくることが大切です。
ぜひとも愛情が子どもの言動を和らげることがあることも頭に入れ、愛情をたくさん注いであげてください。
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まとめ
本ブログで紹介する248番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「乱暴なら愛情不足かも」です。
子どもの発言や行動が乱暴だとしたらもしかすると親からの愛情不足のサインかも、しっかりと足らない愛情をいっぱい注いであげてくださいと説明しました。自分がストレスいっぱいで心に余裕がないなら子どもへ注げる愛情が少なくなってしまいますので、まずは自身の心の健康をよくしましょう。
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