子どもの外見というと、すぐに服装とか髪型といったファッション的なとこに目がいきますが、もっと大事なのは寝ぐせはないか、目やにはついていないか、服はシワだらけでないかといった、相手に配慮できている外見である、ということです。
見た目が大事を勘違いなしない
見た目は大事ですね。ファッションは人を元気にさせる力があります。見た目が良いとは、ハイブランドで着飾るということだけではなく、自分に合った服装が分かっていたり、例え安いブランドであっても清潔感ある着こなしをしているといった、ことも含まれます。
子どもの外見に目を向けたときに、どこまで外見に気を配ればよいのでしょうか。
女の子だと小学校の高学年になるとおしゃれに関心が出てくるでしょう。大人の真似事のようなものからスタートしていきます。オシャレやファッションはその子を元気にする力があると思いますし、余裕があるのであれば関心を高めてあげればよいでしょう。
本ページでは子どもの外見を「どう着飾ればよいのか」ではなく「相手への配慮」という側面に光をあてます。
非認知能力の視点から外見に気を遣うことは、自分のためだけではなく、相手(他人)のためだということを小さいことから学ばせてみてはいかがでしょうか。
外見とは相手への配慮
言うまでもありませんが、髪の毛ぼさぼさですり切れた服を着ている人よりも、例えブランド品を着ていないくても小奇麗な人の方が好感を持てるでしょうし、ぼさぼさの人にはちょっとした不快感を感じるかもしれません。
人の外見というのは、相手の気持ちを上げもするし下げもするわけです。ここにはファッションセンスが良いや悪いはありません。ここにあるのは相手(他人)への配慮だけです。
ですので、髪型がどうとか、どういう服を着ているとか、どういう小物を身についているか、ではなく相手が不快に感じないよう身だしなみを整えることを小さいうちから教えてあげましょう。難しいことは何もありません、例えばこんなことができていればよいのです。
- 髪に寝ぐせがない
- 目やにがついていない
- 顔によだれの跡がない
- 服がほこりだらけでない
- 服がシワシワでない
- ハンカチをもっている
- ハンカチが汚くない
- 靴がボロボロでない
外見は非認知能力のためにも大切
特別な才能はあるが独特で身だしなみは気にしていない、そんな人は昭和の偉人には多くいたイメージがあるかもしれません。孤高の人という方向性が悪いわけではありませんが、これからの時代は多様な人たちとプロジェクトを組み民主的に協力することが求められていきます。
そこでは、協調性や共感性、コミュニケーション等といった非認知能力が今まで以上に求められてくることでしょう。そんなときに、相手が自分の外見に不快を感じてしまっていては、せっかくの非認知能力もうまく働かないかもしれません。
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まとめ
本ブログで紹介する229番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「見た目は他人のためにも大事」です。
子どもの外見というのはいかにオシャレかではなくまずは相手を不快を感じさせない配慮をすることだと説明しました。ファッションセンスをあげる前に人として大切なことを小さいうちから教えてあげましょう。
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