子どもが言われたことをやっていない時についイラっとして、きつく言ってしまうことはある意味仕方がないかもしれません。これをゼロにすることはできなくても、ちょっとしたことに目を向ければ少なくすることが出来ますので、その方法を紹介します。
子育てのイライラと上手に付き合う
育児に家事に仕事にてんてこ舞いの毎日のなかで、子どものわがままについイラっとすることは仕方ないでしょう。はやくやりなさない、どうしてやっていないの、自分でやりなさい、なんてことを怖い顔をしてついつい口にしてしまうことは誰しもあるでしょう。
子どもに命令して従わせるのは、子どもの非認知能力を伸ばすうえではあまりおすすめできません。頭で分かっていても人間ですからつい言ってしまう。最近はアンガーマネジメントという考え方も本が出版されるくらい一般的になってきたけれども、いつもいつも怒りをコントロールできるほど出来た人間じゃない。
そうですよね。つい子どもにきつく言ってしまうことを全てやめるなんて多分無理です。なので、イライラと怒りと上手につきあう術を一つでも多く持っておくことで、子どもの非認知能力を伸ばすうえで効果的な接し方ができるというものでしょう。
何か手伝うことある?
例えば、子どもが宿題をやっていないのにもう寝る時間が近づいてきている、まだお片づけをしていないのにもうお風呂に入る時間になってしまう、こんなときに早くやりなさい、と命令をするのではなく、子どもを行動させられる方法が何かあるでしょうか。
ここでお勧めしたいのが、「何か手伝うことある?」と聞いていっしょにやろうという姿勢を見せることです。
宿題がまだできていないなら、「宿題まだじゃないの?何かママ・パパが手伝えることある?」と聞いてみてください。
宿題をやっていない理由は様々です
- 単に後回しになっていてやっていない
- 単純に忘れていた
- 実は分からない所があって困っている
- 親に見てもらいながらやりたい
- 宿題が終わったその瞬間に褒めて欲しい
- 宿題に必要な道具がすぐ見つからずに面倒くさくなっていた
- なんで出来るのに、改めてやらないといけないのか疑問
他にも理由はあることでしょう。単に忘れていた、ということだったら思い出させればよいですが、宿題をやりたくてもちょっとした壁があって戸惑っているなら、親が手を差し伸べてあげることができます。もし何かしら壁がそこにあるなら、早く宿題をやりなさい、とかどうしてやっていないの、と言ったところで子どものお困りごとは解決することはありません。
宿題だけでなく、お片づけなどいろいろなことでこの方法は応用することができますので、ぜひ活用してくださいね。
子どもがどうして宿題をやらないのかをちゃんと見ずに、宿題をやっていないという事実と宿題を終えるというゴールだけを見ていては、子どもと親のとですれ違いが起きてしまい、このすれ違いがどんどん大きくなっていってしまうかもしれません。こんな状態になって、アンガーマネジメントだと言っても筋違いということになります。
まとめ
本ブログで紹介する237番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「何か手伝うことある?と聞いてみる」です。
出来ていない原因を見ずに、ただやれ、というだけではいつまでもストレスフルの状態が続くので、出来ていないのには何か原因があるのではないかと疑い、何か手伝うことある?と聞いてみましょう、と説明しました。変なすれ違いはストレスを増やしていくだけです。
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