過保護は問題ですが、やりすぎないのであれば、「保護」は育児には大切なことです。その保護の一つに子どもの成長は子どもにまかせてみる、ということがあります。詳しく解説していきます。
成長のペースを子どもに任せてみる
日本の学校では何歳で何々ができないといけないというのがありますので、時には無理やりにでも練習させて習得させることも必要な時もあります。ですが、その方法が子どもを成長させる唯一の方法ではありません。子どもの成長を親が尻をたたいて導くこともあれば、子どものペースに任せてよいこともあります。子どものペースに任せることは保護の一つだと思います。やれと言われてやっているものと自発的にやっているものでは、同じものでも非認知能力の伸びかたは違うことでしょう。
過保護は良く聞くワード
ここで、少し過保護についてふれたいと思います。過保護という言葉で使われている保護は守るというよりかは子どもの望むものを与えるというニュアンスで理解すると分かりやすいと思います。
ですので、保護(望むことを与える)は子育てにおいて必要なことです。何事もそうですが行き過ぎると問題になることもあります。保護ばっかりになってくると過保護になり子どものためにはなりません。
過保護と過干渉の違いはこちらの記事にまとめております。
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保護の一つが子どもにゆだねる
例えば運動が苦手な子がいて鉄棒がなかなか上手にできないとします。学校で鉄棒のテストがある。こんな時にどうすればよいのでしょうか。毎日学校から帰ったら特訓するもよし、しないのもよし、です。どっちが正解かを決めるのはその子の気持ちです。
別にテストのときにみんなの前で上手にできなくてもよいので練習はほどほどでいい。その代わり好きなことに時間を使いたい。そう子どもが望むなら与えてあげるのがさきほど説明した「保護」の一つです。
今年逆上がりが出来なくても来年できたらいいじゃないですか。それが子どもの成長を子どものペースに合わせるということです。あるとき、子どもが逆上がりを練習したいというのであれば、その時にいっしょに頑張ればよいのです。
こういった自発性こそが子どもの自己肯定感を伸ばすことにもつながるのです。
まとめ
本ブログで紹介する244番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「できるようになる時期は自分で決めていい」です。
過保護は問題ですが、いき過ぎなければよいことと、時には成長を子どものペースにあわせることも大事だということを説明しました。個人はみんな個性があります。それを横において年齢によってできることを決める学校に全て従う必要なんてありません。
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