子どもに失敗を経験させることの大切さは分かっているけど、失敗と一言でいわれてもどんな失敗かよくわからない方もおられるでしょう。本ページでは、こんな失敗も子どもにお勧めできるよ、という具体的な例を紹介します。
失敗を身近にできる
本ブログでは、子どもの非認知能力を伸ばしていくために小さいときから失敗を身近にさせることを推奨していきました。これはキレイごとではありませんし、たまに失敗の経験をさせればよいというものではありません。
1年に1回道徳の授業で多様性について学習したからといって多様性を理解し行動できないのと同じように、失敗は身近であればあるほど学ぶことは多いと思います。そこで、失敗を身近にするとは具体的にどこまで身近なことなのでしょうか。
本ブログで紹介している「失敗」に関する記事を参考に紹介します。
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早寝早起き
子どもが小さいうちは特に睡眠時間はとても大切だと言われていますから、親としては早寝早起きを子どもにしてほしいと思うことでしょう。
でもいくら言葉で早寝早起きの大切さを説明しても、子どもは寝ずに遊んでいたい気持ちを抑えることはできないでしょう。そして就寝の時間が遅くなったら次の日の朝なかなか布団から出てきません。かといって毎晩無理やり寝かせていくのは親としても子どもとしても疲れますし、一日の終わりに良い気持ちにはなりません。
では、失敗を身近にし早寝早起きを学ばせるにはどうすればよいでしょうか。それはあえて寝坊させる、ということです。学校に行っているなら朝の支度をする時間がほとんどありませんし、もしかすると学校に遅刻するかもしれません。でも、それでよいのです。
小学校は6年間で約1000日通うとして、2回や3回寝坊して遅刻しても、早寝早起きの大切さの一端を失敗から学ぶのであれば、十分意味があると思います。毎日遅れずに登校するのがルールだからとルールを守ることを何よりも優先しすぎる必要はないと思います。
ハサミの使い方やフタの開け方で失敗を経験させることももちろん身近な失敗です。世の中の暗黙のルールをちょびっとだけ破ることも学ぶことの対価が高いのなら身近な失敗だといえるでしょう。
まとめ
本ブログ紹介する231番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「身近に失敗を」です。
身近な失敗な例として、ルールに縛られずわざと寝坊させることがあることを説明しました。常に正しくあれ、というのは失敗を学ばせるには相性よくありませんね。
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