子どもの友達に親が口をはさむべきだと思いますか。ほとんどの方が時と場合によっては口をはさむべき、と思われているかもしれません。この口のはさみ方にはちょっとしたコツがありますので紹介します。
正解はないから難しい
例えば、言葉も行動もけっこう乱暴な子がいたとします。その子は周りのお友達を泣かしてしまうこともあります。自分の子がその子と一緒に遊んでいると知ったらどう思われるでしょうか。その子のことは良く知らずいい印象がない場合、自分の子どもも暴力的になるのではないかと不安になり、一緒に遊ばないようにさせるかもしれません。
確かに一緒に遊ばないことでその子の影響を受ける機会は格段に減っていくことでしょう。でもこんな未来を考えられます。引っ込み思案の自分の子どもは周りの子からあらぬことを言われたりすることもあったが、その度にその子が自分の子を守ってくれていて、成長するに従い暴力的な行動は減り大きくなっても仲良し。
わずかな情報だけで子どものお友達を親が口を出すことは正しい事を言えているのかどうかは実に難しいものです。
わが子の経験
うちの子はあまり社交的ではないので、自分から一緒に遊ぼうと誘うことも少なく逆に誘ってくれてももじもじしていることも多いのですが、少し年の離れた子が何回も遊びに誘ってくれました。
それが嬉しかったみたいなのですが、その子は少し破天荒なところがあって立ち入り禁止と書いてあるところも平気でづかづか入っていくような子でした。親としてはけっこう微妙な感じでした。
子どもは遊ぶことは楽しみにしていたので、何回かは遊ばせてあげましたが、まだ小さかったので親も同行し、バイバイした後に社会的に良くないことがあったよね、と子どもと話す時間をとるようにしました。
例えば、誰かが育てている花壇のお花を勝手に摘んだり、立ち入り禁止の所に入っていったり、遊んでいたおもちゃが壊れたら道に平気で投げ捨てたり、と一緒に遊びの中で見られたシーンについて、これって良くないよねと話し、親の考えは示しそれでもその子とまだ遊ぶかどうか子どもに決めさせました。最終的にはその子と遊ぶことをやめました。
口のはさみ方のコツ
お友達は基本は子どもに選ばせればよいと思います。お友達に限りませんが社会にある良いもの悪いものなんでもいいから選んでおいで、家庭のなかで一緒に良し悪しを考えよう、という姿勢で親はいればよいと思います。
お友達について口をはさむタイミングは、一緒に良し悪しを考えるときです。考える機会は1度だけでなく何度あってもよいでしょう。
けっして子どもの話をちゃんと聞かずに自分が持っている数少ない情報だけでその子とはもう遊ばせないという強行はしないでください。
まとめ
本ブログで紹介する249番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「友達はまずは子どもに選ばす」です。
お友達はまずは子どもに自由に選ばせてそのまま友達付き合いをしたほうがよいかは家で家族で話す時間をとり子どもに決めさせれば良い、と説明しました。子どもの友達のことで親子喧嘩はさけたいですよね。
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