これからますます共感力は大事になってくるでしょうが、友達と遊ばせる時間を増やせば共感力は身に付くのでしょうか。確かにそういう側面はありますが、もっと具体的に相手のことを思いやっているのか気づかせることも大事になります。実はそう難しいことではありません。
他人と関わる力
非認知能力には、協調性、共感する力や思いやりといった相手と自分とのかかわりで求められるスキルもあります。こういったことは知識で学ぶというより体験や経験をとおして身につけていったり、もともとその子が生まれもって持っていたりします。
親の立場では、どうやって共感力などを身につけてあげたいかは手探りという方は多いのではないでしょうか。漠然と習い事をさせたら良いとか、友達と遊ばせたらよいとかいこうことではなく、もう少し具体的に何ができるのでしょうか。
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相手も自分も喜ぶ
その行動や考え方は、相手も自分も喜ぶものかをチェックしてみます。次の図を見てください。相手も自分も嬉しいことは①、相手も自分も嬉しくないことは④、といった見方をします。
自分が喜ぶ
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③|①
喜ばない―――――相手が喜ぶ
④|②
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喜ばない
例えば、子どもが3人と遊んでいるけど一人の子とだけ遊んでもう一人の子がずっと置いてけぼりになっていたとします。遊んでいるときに親が口ににはさむことは必要ありませんが、お家に帰ったときに親子で話し合ってみましょう。
一人の子はずっとついてきている感じで別の子とばっかり遊んでいたり、次に何して遊ぶかを決めてなかった?と聞いてみましょう。そのときに上の図を使ってください。それは③じゃなかったのかな。ちゃんと①になっているかな、と話し合ってみましょう。もし③だったらどうしたら①になるかな、と話し合ってみてください。
①のことができるていると、相手も自分も幸せを感じられることにもつながるでしょう。
この図はたくさんのシーンで活用することが出来ます。
他に、例えば、お友達が好きなアイドルいる?と聞いてくれたのに困ったか教えだんまりだったとします。これは上の図の④ですね。好きなアイドルがいなかったとしたらそうはっきいり言ってお友達はどういうアイドルが好きなのって聞いてみたら②になるよね、といった感じで話してみない、といったことを話しあえますよね。
まとめ
本ブログで紹介する253番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「相手も自分も喜ぶこと」です。
子どもの年齢が少しづつ大きくなってくると自分だけ良ければよい、から相手も良いという共感力を身に着けるためにちゃんと出来ているか時に親子で話あいましょうと説明しました。大事なことは気づかせることです。
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