ついやりがちな子どもへのラベリングを止めるシンプルな方法

2022年1月12日水曜日

365日

t f B! P L

 スポンサーリンク


 


 そのつもりはなくてもついつい子どもに間違ったラベリングをしてしまうことがあります。どうすれば間違ったラベリングを止めることができるのでしょうか。


簡単に決めつけない

 本ブログのなかでも、ついついこの子はこういう子だと簡単に決めつけつない方が子どもの非認知能力を伸ばす上では良いですよと説明しました。


 例えば、お片づけが苦手な子がいたとします。この子は何度言ってもお片づけしない、だらしない子と決めつけるようなことです。創作活動がとっても好きな子は片付け等の単純作業は苦手だということもあります。一つの側面から決めつけていたら判断を誤ることもありますから要注意です。


簡単に決めつけないために

 この子はこういう子と決めつけることをラベリングといったりします。ラベリングには、この子は歌がうまい子といったものや、お片づけが苦手といったもの等良いことについてと悪いことについての両方があります。ラベリングとは親が自分自身で子どもについて整理するときのラベルのようなものです。


 歌がうまいから音楽が好きな子と安易に決めつけないためにはどうすればよいでしょうか。


 簡単そうで難しいのですが、歌がうまい子というラベリングで終えておくのです。歌がうまくても音楽が好きかどうかは分かりません。音楽が好きではなくミュージカルが好きなのかもしれません。歌は上手だけど物語を想像するのが好きなのかもしれません。


 目の前に見えていることをそのまま受け入れて、何かの理由を考えないことです。つまり音楽が好きだからこの子は歌がうまいんだ、というようなことはしないことです。


 先の例でいえばお片づけが苦手な子でいいのです。お片づけが苦手だからどうのこうのということは行う必要はありません。そのうちその子の様々な側面からお片づけが苦手な理由が分かってくることもあるでしょう。そこには、だらしない以外の理由があるかもしれません。


間違ったラベリングの弊害

 子どもの非認知能力を鍛えるために、間違った決めつけや無理やり型にはめるようなことは全くおすすめできません。


 自分の身体的特徴をとらえ心からサッカーがしたい子に将棋をさせるようなものでその子の才覚を活かせない可能性が高いからです。お子さんだけでなくお子さんを手なずける苦労が何倍にもなる親も大変。間違ったラベリングをしてしまうとこういうようなことが起きがちです。


まとめ

 本ブログで紹介する255番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「一つの側面から判断しない」です。


 人は簡単に物事を決めつけたがりますが、自分の子どもくらいじっくり見極めて簡単にラベリングしないことの大切さやそのためのコツを紹介しました。ここにも待つことの大切さがにじみでます。


 スポンサーリンク




このブログを検索

カテゴリー

自己紹介

自分の写真
AI時代のなかたくましく活躍できる大人への子育てのために、グローバルな視点を持ち、創造性、批判力、実行力、ITスキル、観察力、文化の理解等をはぐぐむ必要性を強く感じています。 小さいうちに自然のなかで育つことは、きっとプラスの部分も多いことでしょう。 ですが、自然豊かな環境で生活すればいいかといえばそうではないはずです。 自然の中で色々感じ、社会のこと世界のことに思いをはせ、自分で考え行動することが大切なのだと思います。 親もしっかりと成長し、試行錯誤をくりかえしながら、子育て移住を頑張ります。

ブログアーカイブ

お問合わせフォーム

名前

メール *

メッセージ *

QooQ