子どもはただ与えられるだけの存在ではありません。少し大きくなってきたら、愛することを大事にしてあげると良いでしょう。なぜ、愛することが大切なのかをご紹介いたします。
愛することも大切
本ブログの中で、「君は愛されるために生まれてきた」という曲を次の記事で紹介しました。テストで良い点を取った時だけ愛するとか、親のいうことをちゃんと聞いている時だけ愛するといった条件付きの愛ではなく、当たり前にある無条件の愛を歌ったものです。子ども達はみんな愛されるために生まれてきた、ということに異論がある人はいないでしょう。
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さて、子どもはいつまでも親から愛され続けることが非認知能力を伸ばす上でも大切なのでが、少し大きくなってきたら愛する(恋愛感情では、ない)ということを学んでいくとよいでしょう。なぜなら愛するという行為は自分自身を大きくしてくれるからです。
ボランティアの効果
日本では、ボランティアに参加する人は多くないかもしれません。授業やら何やらの一環で強制的にボランティア活動をすることもあるかもしれませんが、そんな時はイヤイヤやっているでしょうし、終了時刻が待ち遠しいだけでしょう。
ボランティアは誰もやりたがらないことを無償で行う外れくじでも、弱者に対して優越感を感じるためのものでもありません。主体的にボランティアに関わることは、自分の幸福感が高まることが、色々な調査で分かっているようです。
愛するということは、ボランティアとは違いますが、誰かのために親身に何かをするという点で同じですし、同じような効果も期待できます。
愛するものは人でなくても良い
子どもが愛するものは、兄弟だけでなくペットでもお人形でも何でも大丈夫です。愛するということは関心や注意がすごく注がれているはずです。あれやこれや心配になったり、必要以上に何かしてあげたり、ときに笑顔をもらったりします。
子どもはどうなるか分からないという不安定な状況を受け入れています。まさに子どもの非認知能力を伸ばすいいチャンスになります。親も積極的にどんな感じ?と声をかけたりして関わっていってあげるとよいでしょう。
冒頭で、「君は愛されるために生まれてきた」という曲についてふれました。親目線で言えば、君を愛するために生んだ、ということです。子育てに正解はありません。どうなるか分からないという不安定な状況を完全に受け入れられているか、一度立ち止まって振り返ってみてもよいですね。
まとめ
本ブログで紹介する265番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「愛することも幸せ」です。
子どもは愛されるだけでなく自分から愛することで幸福感が高くなることを説明しました。愛することは思いどおりにはいかないからこそ得るものも大きいのでしょう。
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