子どもが臆病になっているとき怖がっているときに、もういい歳なんだから、なんて言って突き放すのは良くありません。その気持ちに寄り添ってあげるのが親の努めです。
子どもは臆病なもの
子どもは親が思うより臆病なことが多いです。自分が小さかった時のことをよく思い出してみてください。知らない大人が怖かったし、暗闇が怖かったし、夜どこからともなく聞こえてきた音にビクビクしたし、人がたくさんいる所で親を見失うと怖くなったし、親が約束した時間に帰ってこなかったら大きな不安が押し寄せてきた、なんてことありませんでしたか。
大人になれば知識が増え、経験の幅が広くなってきているので、これくらいのことじゃビクビクすることはないでしょう。でも、子どもにはその知識や経験がまだないのです。
親が子どもにしてあげられること
子どもは臆病で良いのです。そういうものです。あたなもそうだったのですから。もし子どもが臆病なことに心配しているなら、経験と知識が、時間が解決してくれます。ゆったりとその時がくるまで待って入ればよいです。
もし子ども自身が自分が怖がりだと悩んでいるなら、ここは親の出番です。自分も小さいときに怖がりだったと教えてあげましょう。夜一人でトイレにいけるようになったのは大きくなってからと教えてあげてください。
理屈で説明しない
子どもが何かに臆病だったり怖がっているときに、こうこうこういった理由で問題はないから大丈夫だ、とかそれは錯覚で実際はこうだから大丈夫だとか言ってもほとんど意味はありません。
なぜなら本能的な理由で怖がっているのに、まだまだ理性の発達が十分じゃない子どもに理性の面で説明しても効果が薄いからです。大切なのは理屈ではなく先に説明した通り安心させてあげることを繰り返すことです。
自分の感情に素直であること向き合えることは子どもの非認知能力に大切なことです。
まとめ
本ブログで紹介する259番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「臆病だっていい」です。
子どもが小さいうちはまだ理性の発達が十分ではないので、臆病な気持ちが芽生えても安心させてあげればよい、と説明しました。大人だって怖い事はまだまだあるでしょう。
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