愛しいわが子を大切にするあまり気づくと子どもを信じていない行動をとることがあります。どうしてこういうことがあるのでしょうか。どうやら自分のことを信じていないことが一因かもしれません。
子どもを信じ切るのは簡単ではない
本ブログでは、子どもの非認知能力を伸ばすために子どもの個性を見つけ、子どもの気持ちを大切にし苦労をさせながら個性を育ててあげることが大切だといろいろな記事で紹介してきました。
でも、そうはさせまいという後ろ向きな力が簡単に働いてしまうので、そう簡単にできることでもありません。
こんなことに思い当たる節はありませんか。
- あれしなさいこれしないとツイツイ口をだしてしまったり
- お友達と比べていとも簡単に子どもの心を傷つけてしまったり
- たくさんのTodoをつくり子どもを寝るまで追いやったり
- あれダメこれダメとダメダメと言ってしまったり
- 逆にあれこれしてあげたり
- 子どもに降りかかる火の粉や危険を先回りして取り除いたり
これって、子どものことを信じていないか、まだまだ子どもで何もできないのだから私がちゃんとしてあげないとという責任感が強すぎて信じる気持ちがギュンっとしぼんでいるからです。
まだ小さいなら子どもを信じるというのはそう簡単なことではないのです。なぜでしょうか。
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自分を信じる
子どもが小さいとまだまだ自分でできることや責任を持つことなんてあまり出来ませんから不安をもつのは当たり前です。だから子どもを信じてみることができません。当たり前ですよね。
でも全面的には難しくとも、よし任せたという小さいことが一つ二つあってもよいものです。
例えば玄関の整理は子どもを信じて任せるという具合です。裏切られることはありますよそりゃ。玄関の片づけをしていない日があるのは1日や2日じゃないでしょう。こういうことがあるとだから子どもには任せられない、信じられない、となってしまいます。でもその度に口やかましくしていたら子どもはどんどんやらなくなりますよ。信じて任せ続けていたらどんどん失敗する回数は減っていくことでしょう。
この例え話の本質は、子どもを信じるか信じないかではなく、子どもを信じた自分を信じられるか、ということなんです。子どもを信じた自分を信じられないとずっと不安な気持ちでいますから心が不安定なので、先に紹介した後ろ向きな力が働きやすくなってしまうんですよ。自分を信じてみましょう。
まとめ
本ブログで紹介する252番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子どもを信じた自分を信じる」です。
子どもを信じることは簡単なことではありませんが、実は子どもを信じた自分を信じていないから子どもに不安を感じていることもあることを説明しました。自分を信じることもまた難しいんですけどね。
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