子どもが大きくなってくると、何でも正しいと思って知識を得ていた段階からそれ本当?と疑うスキルが求められます。学校の勉強では身に着けれそうにないこのスキルをどう伸ばしていけばよいのでしょうか。
情報を見分ける
フェイクニュースが社会的に問題になっていますね。嘘なのに不確かなのにまるで事実のようなニュース/記事として発信し、多くの人が目にしてしまうことで信ぴょう性がどんどん上がっていってしまうとこれは確かに問題ですよね。
インターネットの世界は便利ではありますが、本当かウソかを自分の目で見分けることが求められるようになってきました。常にネットとつながる世界を生きる子どもたちにとって、この見分けるスキルは必須スキルといってもよいと思います。
だからこそ小さいうちから、その話本当だろうかと思えるようになる経験を積むことをお勧めします。
お友達が言っていた
まだ子どもが小さいとお友達が言ってたことをほとんど全部事実のように受け取ることがあります。例えば、アイドルは寝てないというお友達から聞いた話を信じていたとしましょう。アイドルという仕事は大変そうなので、睡眠時間は少ないかもしれませんが寝てないなんてことはアイドル本人に聞くまでもなくウソだということは大人は分かります。
そんな人間いるかな?本当だと思う?と質問して疑うことを経験させましょう。この疑うというのはそのお友達自身を信用しないということではなくて、お友達が言っている内容を信用しないということを間違えてはいけません。ちょっとでも、ん?と思えたり、あれっと思えたり、することが大切なことです。
手段より感性
ネットで検索をかけると、フェイクニュースの見分け方の方法というページはたくさん出てきます。子どもにはどう効率的にフェイクニュースを見抜くかという方法を教えるよりも前に、あれこれは本当だろうか?と思えることを学ばす方が大切です。そのためには普段の親子の会話の中で、それって本当だろうかと考えさせる経験の数を増やしていってあげましょう。
子どもが自然とできるようになってくると批判的思考が育ってきますので自己肯定感等の非認知能力が伸びてきます。
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まとめ
本ブログで紹介する260番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「物事の真偽は自分で確かめる」です。
フェイクニュースがあふれる時代、それって本当かな?と思えることが大事なので普段の親子の会話で疑う訓練をしていきましょう、と説明しました。これからますます大切になってきますね。
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