ノウハウがあふれる今だからこそ親が良かれと思って子どもにさせていることを断捨離しましょう。中にはやらなくてよい事もきっとあります。本ページでは、やらなくてよい事の見つけ方などを紹介します。
やらなくてもよいもノウハウ
世の中にはもうこれでもかというくらいノウハウがあふれています。育児のノウハウ、教育のノウハウももれずにノウハウがたくさんあります。幸せになるノウハウなんてのもたくさんあります。これだけノウハウがあふれているなか少しでも毎日を便利に幸せにと思うとノウハウをたくさん取り入れたくなるものです。
最近はこういう状態に頭を悩ます人向けに、やらなくてもよいことのノウハウが増えてきました。例えば、いちいち他人と自分を比べたりしない、SNSを見る時間を減らす、といったことです。これもノウハウです。やらなくてもよいこと、って実は子どもにも必要だと考えています。
子どもの将来のためを思って毎日を忙しくさせている親御さんもいるかと思います。子どもが小さいうちは暇な時間をつくってあげることが創造力などの非認知能力には大事ですので、あまり予定をつめこみすぎるのはお勧めしていません。
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子どもがやらなくてよい事
とはいえ、Todoやノウハウで染められた毎日を送る親が知らず知らず子どもに同じようになことを強いている可能性は十分にあります。やらなくてよい事を見極めてやめさせたほうがよいことはありますか。
例えば、親への忖度です。大人で組織の一員ならオカシイと思っていても組織のために上司に忖度することはあるでしょうが、こんなことを家で行う必要はありません。
他にも、自分はダメな子だと思うことです。親に怒られた、やらなければいけないことが出来なかった、から私はダメな子どもだと心に刷り込むことです。気持ち的に落ち込むことはあるでしょうが、人としてダメなレッテルを自分で貼る必要なんて全くありません。
他にも勉強のしすぎ、があります。特に勉強は好きでもないのに受験でもないのにお友達より毎日1時間以上余計に勉強させる、ということを必要ありません。勉強をすればするほど成績が伸びるでしょうが、遊ぶことも子どもの成長には欠かせません。
やらなくてよい事の見分け方
先ほど、子どもがやらなくてもよい事の例を3つあげました。どうやってそんなものを見つけたらよいかわからないという方は次のポイントを参考にしていてください。
- 子どもの無邪気さはあるか
- 小さな大人みたいに行動していないか
- 聞き分けが良すぎていないか
もし一つでも該当しそうなら、子どもはやらなくてよい事をせっせとやっている可能性があります。
やらなくてよい事なんて何一つ見つけられませんという方は思い出してください。子どもは一人の人格者です。大人のための存在ではありません。親への忖度は、親は助かりますよね。怒る必要もないし聞き分けのよい良い子に映るでしょう。でもそれは親のための行動で、子どもの非認知能力からしたら決して褒められたことではありませんよ。
まとめ
本ブログで紹介する226番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「やらなくて良い事を見極める」です。
子ども自身のためでなく周りの大人のための行動や止めさせましょう、と説明しました。ノウハウは使うもので自分がノウハウに使われてしまったら本末転倒もいいとこです。
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