寝る前に今日の良かったことを3つ思い浮かべましょう、とよく聞きますがこれは意外にバカにできません。子どもにも小さな幸せを感じられるようにするには、食卓での家族団らんの時間を活用することをおすすめします。
食卓を囲む家族の時間
子どもが大きくなると家にいても家族全員が顔をあわせる時間はへる傾向にありますので、食卓をみんなで囲む時間は家族の時間としてとても貴重なので有意義にすごしたいものです。
TVをみながら食事をするなんてのは一番もったいない時間の使い方です。では、どういう時間をつくればいかというと、いろんな角度で子どもと話し合う時間をつくるのがよいのですが、特に夕食時に「その日良かったことを話す」をお勧めしています。
その日良かったこと
一度子どもと食事をしているときに、その日良かったことを話してみてください。私の場合、特にない、ということはざらでした。いつもと同じ日常、良いことなんてないわけです。一方、子どもはお友達とこういう遊びをした、とか比較的給食がおいしかった、とか言うわけです。
これを子どもは無邪気で良いなあと片付けてはいけません。むしろ大人が、今日は何も良いことなんてない、と思っているのがとても危険なのです。小さくても何か良いこと一つくらいあったでしょう。子どもの非認知能力を伸ばしていくうえで、日常の小さいなことに感謝し幸せを感じられることはとても大事な要素の一つです。
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危険な習慣
小さな幸せを感じられないと危険です。何が危険なのかというと2つあります。
- 一つは、非日常がないと良いことがないと思っていること、です。
- 二つは、普段から小さい良いことに目をむけていない、ということです。
子どもに同じようにさせていると、子どもが大人になったときに、今の自分と同じようになってしまいますよ。これは習慣みたいなところがありますので、子どもが小さいうちから良いところに目をむけ小さくても幸せを感じられるようにクセをつけてあげるのがよいです。
そのためには、いくら親が苦手でも食事時に、今日良かったことを話し合う日を多く作るのがよいでしょう。ポイントは、今日良いことあった?と聞くと、あった、と回答されておしまいなので、今日あった良いこと教えて、というような質問をすることです。
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我が家では、今日良かったことをみんなで言おうといって、まずママ、次パパ、という感じで持ち回り制みたいにしています。だいたい2周くらいしたら終わる感じですね。
この質問は、ほかにも子どもが自分を内省できるきっかけにもなるので、食事以外でも結構使える質問です。
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まとめ
本ブログで紹介する224番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「その日のよかったことを聞く」です。
毎日の小さいことに幸せを感じられるために親子で今日の良かったことを話し合うことをおすすめしました。まずは親が今日は何も良いことがなかったから卒業しなければなりませんね。
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