特に子どもが小さいときは育児とは苦行だ、と思っている方に是非よんで欲しい内容です。それは、子どもは無意識に親として一人の大人として成長する機会をたくさん与えてくれているということです。
子どもは親の先生でもある
幼稚園や保育園で子どもの作品展なんかに行くと、ほんと子どもの感性は豊かでみんな個性的だなと感じませんか。子どもを持つと良くも悪くも今までの生活がガラッと変わる方も多いでしょう。そして子どもからたくさんの気づきを得る機会にも多くあることでしょう。
子どもがいなかったときにはまず無かっただろう気づきを上手にいかせていますか。これは、親が子どもを先生に成長できる機会だということに気づいていますか。
周りのママ友やパパ友をみて、自分はもっとこうしなければならないと、周りの大人を先生にしていませんか。これが全くダメだということはありませんが、一番大切なのはお隣のママよりも頑張る・上手に育児をすることではありません。
どんな子育てをしたいか決める。まずはここから
我が家では、早期教育や学校のテストでいい点をとることよりも、小さいうちは非認知能力を伸ばしてあげたい、と思っています。これが育児の方針です。だいたい描けていれば十分です。
非認知能力を伸ばしてあげたいと思ったときに、色々勉強して学んだことを実践していくと、自分の体にしみついている昭和型の教育が邪魔をし始めます。個性なんて必要ない、大人の言うことは絶対、一生懸命勉強してテストで良い点をとらないといけない、といったことが子どもと接していると節々ににじみ出てきます。
強制的な接し方をするとたいてい子どもは反発します。こんなときさらに強力な力で子どもを押さえつけるのではなく、ハッと気づき反省につなげることがあります。
思い通りにならない時は成長の機会
子育てをしていると思い通りにならないことは山ほどあります。そのたびに無理やり大人の言うことを聞かせることは、しつけを除きあまり行わいことが子どもの非認知能力のためには大切だと思っているので、子どもの自由に疲れることは数多くあります。
子どもが寝て静かな夜がやってきたときにふと思うことがあります。なんであの子はあんな無茶苦茶なんだろうって。その時にわたしはどうしてこんなに不幸なんだろう、と思いがちです。そりゃそうですよね、子どもがいなければそんな思いに苦しめられることなんてありませんから。
でも今までの自分の人生では体験できないことを体験できていて、この体験をとおして一皮も二皮もむけて成長できるありがたい機会だと思ってみませんか。人間力に厚みがでるんです。子どものおかげで今までの自分にはない厚みがでるのです。
子どもには苦労ばかりかけられますが、喜びや幸せをたくさんくれます。そして親の心持ちしだいで、親を成長させてもくれるのです。
まとめ
本ブログで紹介する213番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「子どもを先生に親が成長できるか」です。
子どもや親に苦労ばかりさせていることも見方を変えれば親に成長の機会をつくってくれている、と説明しました。物事はとらえかた一つで良くもなれば悪くもなります。
0 件のコメント:
コメントを投稿