今回のママ(パパ)の悩みは、子どもを自分らしく育てたい、です。
自分らしくというのはとても抽象的な言葉ですが、こんなイメージのしかたをして子育てをすると、自分らしい育児につながるのではないか、というヒントをお伝えします。
自分中心に世界は動いているんじゃないか
子どもを自由にさせていると子どものわがままが過ぎると感じる時がありますよね。例えば、もう自分で飲み物をコップに入れて飲むことができるのに、お水ちょうだい、お水入れて、って言ってくるようなときに、忙しいんだからそれくらい自分でやりなさないよ、と思ってしまいませんか。
こういう小さいことがたくさん続くと、子どもは世界の中心にいると勘違いしているんじゃないのとついつい叱りたくなります。子どもは甘えているだけで、私こそが世界にの中心にて親は従事者だなんて認識はこれっぽっちもあるわけないのは言うまでもありません。
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中心にいるという感覚
どこか世界の中心が1つだけあってその周りにたくさんの人たちがいる、つまり大きな円がありその真ん中に中心がある、ことを思い浮かべてみてください。
この円は世界中の人たちに共通のもので、その中心には大成功者や皇族などがいて、一般人は円のどこかにいて中心より遠いところにいると幸福度が低くなる姿を想像してみてください。このような円は、非認知能力という視点に立つとあってはいけないものです。
では、どういう円をイメージすればよいのでしょうか。それは小さい円が世の中にいっぱいあるイメージです。小さい円の中心にはそれぞれの人がいます。お子さんもあなたも中心にいる円がそれぞれあるのです。
どの円がいいか悪いかなんてありません。どの円も良いのです。
円の大きい小さいはあるでしょう。その円は、学校のルールや”昔ながらの”社会のルールなんてのが大切にはされておらず、その人自身の価値観が大切にされているまさに自分らしさの円なのです。
だからたくさん個性的な円があっていいのです。だからこそたくさんの人の自己肯定感は高くなれるのです。自分の円を持たずだれかの円のなかにいるだけでは、自己肯定感が低くなってしまうのは容易に想像できるでしょう。
親が持った方がよいイメージ
例え小さくても自分が中心の円があるイメージを持つことが子どもの非認知能力には良いことを説明しました。
誰かの円が素敵だからその円をまねさせるのではなく、自分の円を持たせずに学校という円の中心にちょっとでも近くに近づけようとすることでもありません。
子どもが自分らしく生きるためには、自分が中心の円を持たせてあげる、そんなイメージで子育てをしてみましょう。
まとめ
本ブログで紹介する211番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「我が子が中心にいる円をイメージ」です。
子どもが自分らしくあるためには小さくても自分の円がある感覚をもたせるイメージで育児をしてみましょうと説明しました。誰かの円にいさせるだけでは一生埋まらない誰かと自分の子の差にずっと頭を悩ましますよ。
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