イエナプランやモンッテソーリ等の教育の理念は素晴らしいので家でもできることはしたいけど、何をすればよいか分からない。そんな方にまず実践の上で持ってほしいイメージがありますので、紹介いたします。
イエナプランを家ではそう簡単じゃない
偏差値ばかり追い求めるのではなく、子どもの人間力を育くみたい方は、イエナプランやモンッテソーリ教育等に関心がある方も多いと思います。子どもを中心とした教育に関心もするでしょう。
日本の学校では決まったことを先に知っている人が教えるので先生と呼ばれる人は、イエナプラン等では先生とは呼びません。グループリーダー等別の呼び名があります。
なぜなら子ども一人ひとりの成長や関心事は画一的なものではありませんから、大人は導く人サポートする人という役割だからです。子どもを中心とした教育の中では、知識を教えるだけの人はいらないのでしょう。
「先生」に教育を受け続けてきた私たち親世代は、理念は素晴らしいと共感しても、なかなか自分の体に染みついている価値観をガラッと変えることができません。イエナプラン等では実際の現場にはさまざまな方法論がありますし、家で実践できることもあるでしょう。ただ、これが朝の時間を豊かにする10の方法、のようなテクニックとして形だけ家で実践しても効果がどこまででるかは怪しいところです。
イメージは植物を育てる感じ
少しイメージしてみてください。犬を育てるシーンと、観葉植物を育てるシーンです。犬の場合は、ワンちゃんによって性格は様々ではありますが、時にきびしくしつけることや、時にきびしく怒ることもあるでしょう。場合によって頭をたたくことも必要なときがあると思います。
一方、植物の場合、気持ちをこめて育てるのであれば、今日も元気だね、いっぱいお水飲んでね、といった具合に声をかけることもあるでしょう。イエナプラン等の理念を家庭でも、ど思われる場合は、犬に教え込む、といったイメージではなく、植物を育てるイメージをもってください。愛情もって植物を育てるかのように子どもに接することを心がけてみてください。
必要なことは忘れないように
とはいえ、しっかりと赤信号は渡らないといった社会のルールを教えてたり、しつけをすることは親の責任です。こういう最低限のことは、ちゃんと教え込むことが大事ですよ。
つまり子どもと接するときはには、ちゃんと教え込むことと、接し方を工夫することをうまく使い分ける必要があります。なんでもかんでも教え込むことばかり行っていると、気づけは自分がヘリコプターペアレントになっていた、なんてことになりかねません。
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まとめ
本ブログで紹介する223番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「教え込むより接し方」です。
イエナプラン等子どもを中心とした育児を行いたいなら、家での接し方をまるで植物を育てるかのようにしてみるイメージを持ちましょう、と説明しました。こっちの方が早い効率が良いという考え方は横に置いておきましょう。
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