子どもの気持ちはいろんなところに行ったり来たりします。だから甘える時もあれば頑張るときもあります。そういうもんだと認識しているとしていないでは、子どもへの対応もガラッと変わってくることを説明します。
子どもの気持ちはわからないもの
人の気持ちが見えたらどれだけ良いかと思うことはよくありますよね。恋愛はさすがに他人通しなので難しくても、親なら子どもの気持ちが手に取るようにわかっても良いものでしょうが、そうもいかないことはよくあります。いつまでも小さいままではなく成長していきますから昨日の自分と今日の自分は違う日もあるでしょう、余計気持ちを知るのが難しい。
特に小さいときは甘えせて、かわいいねぇばかりでよかったのに、大きくなるにしたがってたまに大人として一人の人格者として扱ってくれないと機嫌を損ねるようになりはじめます。
★あわせて読みたい★
気持ちは常に揺れるもの
非認知能力を伸ばしていくうえで、なるべく子ども中心の育児であることが大事で、そのためには子どもを知り子どもを尊重することが求められます。
子どもは時に甘えん坊でいますし、時に自立した人であろうとします。それがどういう時なのかパターンがよくわからなくて困るんですよね。子どもは「甘え」と「小さい自立」をまるでピンポンのように行ったり来たりします。そのうち甘えの量が減ってくるのが自然です。今の子どもの気持ちをずばり言い当て続けることなんてできないとあきらめて、その代わり子どもは「甘え」と「小さい自立」をいったり来たりするんだ、と分かっていればいいんだと思います。
同じように「安心」と「不安」をいったり来たりします。「頑張る」と「さぼる」をいったり来たりします。
こういうことを繰り返しながら子どもは一人の大人へと少しづつ成長していくものです。こういう子どもの気持ちの変化があることを知っておきましょう。
いちいち目くじらをたてない
相反する気持ちをいったり来たりしながら子どもは大きくなることを説明しました。これはいつでも「小さい自立「「安心」「頑張る」という気持ちではいられない、ということでもあります。
たまには、甘えます。たまには不安になります。たまにはさぼります。だから、これやってぇと甘えてきたときに、そんなこと自分でできるでしょと突き放さずに手伝ってあげてましょう。ダラダラしていてなかなかおもちゃのお片づけをしない日があっても鬼ママになって無理やり片付けさせずにそんな時に一緒に片付けてあげましょう。
まとめ
本ブログで紹介する221番目の非認知能力を伸ばす育児の金言は「気持ちはいったり来たり」です。
子どもは大人とは違います。「甘え」と「小さい自立」のように反対の気持ちをいったり来たりして大きくなることを認識しておきましょう、と説明しました。いつでも出来る子でいるというのは難しいものです。
0 件のコメント:
コメントを投稿